オミズの花道
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『ホステス御用達美容院』
2002年11月11日(月)
ホステスと言えば美容院。
ちょっといいクラブに勤めるとなると、
美容院に行かないと店から小言を食らったりする。
それだけ日給が高いのだから、美容院くらい行けと言う理屈なんですね。
でも日給が低くても言われる場合があるらしい。
綺麗にしないとお客様に失礼だから、という理由で。
そういうのってちょっと厚かましいんじゃないの。
払うもん払ってから言えってカンジ。
時給換算一時間ぶん以内でセット代が出る店に勤めていないと、こっちも採算合わんのだ。
セットのお金も毎日になると馬鹿にならないからね。
店によって値段はまちまちだが、キタもミナミも3000円くらい取るんだもん。
大型店やキャバクラだと専属の美容師やメイクさんが居たりしてね。
あれはあれで面白いのだが、時間待ちが長いし店からその分天引きされたり。
不本意でかなりうっとおしいし、銭払ってる快感も我儘も存在しない。
そういう訳で、私は店舗に専属さんが居ても他所に行ってました。
しかしいくら綺麗にしなければならないとは言え、3000円は勿体無い。
もともと自前で何とかするのが好きな性格の私。
スーツ縫いたさに洋裁を習ったりするくらいだ。
(そのうち今度は和裁を習おうともくろんでいる。)
そんな私だからある程度は自分でセット出来るようにお勉強した。
その甲斐あって腕前は上々。
自分でセットしても、『美容院行ったのね。』とママに言われるくらいに。
だが和装となるとそうもいかず、美容院のお世話になる事がままある。
これがまた面白いんだな。
今は髪の毛グッズも進歩していて、実に多種多様に楽しめる。
髪の毛が薄くても短くても、どんな髪型も自由自在。
岩下志麻にもお蝶夫人にも塩沢トキにもなれる。
手持ちのウィッグを持って行けばそれをもとにアレンジしてくれるし、
アクリル綿を芯にして土台を組み、クリスマスツリーみたいな頭も可能だ。
自分の頭も面白いが、他の女性達が仕上がって行くのを見ると、
本当に楽しくて仕事に行くのを忘れるくらいになってしまう。
ところで和装の時は原則として頭のセットが先で、着付けは後になる。
これは着物がスプレーなどで汚れるのを防ぐため。
何たってシューシュー半缶くらい吹いてんじゃないの、というくらい吹き付けてくれるんだから。
(そう考えると安いよなあ。)
あと、座って帯が崩れるのを防止する意味もあるかな。
座ってる時間はそんなに長くないけれど待ち時間もあるしね。
しかしねぇ・・・・。
着付け場所に行くまでは、Gパン姿に岩下志麻の髪型なんだよね。
我ながらすっとんきょうな格好だよ(笑)。
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