周りが騒々しくてあなたは私の手を取り走り出した腰の高さもある草原の中石ころの川辺樫の木の丘クローバーの野原すごい早さで足がもつれる私をあなたは引っ張って時々ふんわり宙に浮いたりしてどこまでも走って二人で風に乗ってどこまでも走った目が覚めてあなたを見た毛布をかけてくれていた