そのひたむきさが 言葉の端々に感じ取れて 愛する人を失った悲しみに 心揺れて空を見上げるあなたを
気がつけばいつも どうしているのかと 気がつけばいつも あなたを思っていた
愛すべき人を愛するあなたが なんだか壊れそうで 行き場のない気持ちを 美しい言葉に変えてゆくあなたが 私にはとても輝いてみえた
始まりはいつも横恋慕 片思いならば誰も傷つかない ずっと隠して思い続けようと それでいいとそれがいいと なのになぜ そばにいたいと思ってしまうの
あなたの心の中の人に かなうわけもないのに 何もかも忘れて 駆け出していこうとする
だから私を叱ってね 時々冷たくしてね 近づきすぎたら遠ざけてね この現実を突きつけてね 私があなたに何も望まないように
今夜もまた空を見上げ 星座の瞬きをあなたに重ねて 遠く遠く思いを馳せる あなたの涙がいつか乾きますようにと 私の思いがいつか朝焼けに溶けていくようにと
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