ヒトリゴト

2004年10月21日(木) Time to Say Goodbye

一緒に居た時間はほんの少しだったけど
夢みたいに幸せな時間
あんなに
まっすぐにひたむきにひとりの人を

ないたり

わらったり

心配したり

安心したり

一日も 思わない日はなかった

お酒が好きで

美味しい物が好きで

だらけているのに
きちんとしていて

ちょっと体が弱くて

かわいい娘と暮らしていて

暗い夜の中
綺麗な夜景の街
灯る明かりの一つがあのひとだと思うと
それだけで
そばにいるような気がしていた

綺麗な言葉を使う人で
優しい文字をつづる人で
あのひとの書いたものを
何度も何度も読んでは

感心したり

感動したり

涙をこぼしたりしていた

言葉を交わすうち
あのひとと
心の深いところでつながってると感じてた
それがうぬぼれじゃないことを祈りながら

ほんのすこしの心の支えになりたかった
気晴らしのようなものでもよかった
負担にだけはなりたくなかった

そうなったらそれが さよならを言う時だと

いつのまにか
自分の気持ちしか見えなくなってた
そのタイミングさえ気づかず

あのひとに言われるまで


まだ
勇気がなくて

言わなきゃいけないのに

こわい
こわいの


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purisira [MAIL]

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