ただの トモダチならよかったのに
ただの トモダチならもしかしたら
ずっと そばにいられたかもしれない
ずっと 深く心に入り込めなくても
ずっと 見続けられたかもしれない
そんな昨日があったとしても
戻れない 戻りたくなんかない
大事な人から 差し出された手を とらずにいる昨日なんていらない
その手のぬくもりと 聞こえてくる鼓動と その優しい瞳の中に映るわたしを
ずっと ずっと 忘れないよ
ずっと 一緒にいられないとしても
それだけを 支えに生きていけそうな気がして
それだけの
ごほうびをもらうための
今までだったと思うから
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