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■ ニューヨークから一夜明けて。
9月11日英国時間の午後二時。 アメリカ人フラットメイトの伯母から電話。 ニューヨークでの出来事を知る。
夕方、寮のコモン・ルームにてBBCに釘付け。 寮に住む多くの人たちが部屋に集まってくる。 アメリカ人はもちろん、多くの国の人々だ。 活発な議論。真剣な意見。 皆、様々な視点からの意見を持っている。 原爆やサリン事件を経験した日本という国から来た わたしも、持っている。 その日ずっと、重たい沈黙とそれぞれの思惑と、 たくさんの「ことば」に満ちていた。 夕べはたまたま、学年末でこれからそれぞれの 国に帰ろうという2週間前の、最後の集まりの 日であった。
この日の空気を、わたしは忘れられないと思う。
「パール・ハーバー以来」との声も何度も BBCから流れる。真珠湾以来。 「痛い目」をみたことのないアメリカ。
これは、戦争ではないのだ。
US will fight against....! Hit back...! やられたらやり返すのか。 もっともっと多くの人間の命を犠牲にするのか。 それが21世紀のグローバライゼーションなのか。
これは、戦争ではないのだ。
イスラムの世界が、アラブの人たちが、 このことで辛い目にあわれたりされませんよう…。
1998年ケニアが、哀しい。
2001年09月12日(水)
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