天大門日記
S.Tendaimon

ちょっと真面目な話

ネットやっててつくづく良かったなと思う事があります。
即売会に行かなくても家に居ながらにして色々な作品に出会えるとか、遠方の人とも気軽に連絡付けやすいとか、情報収集しやすいとか、いくつかありますが、やっぱり一番良かったなと思うのは、人の今の生の声が聞けるっていう事ですね。
私は、元々、気に入った作品などを見つけると、作者がとても気になるタイプです。
だから、サイトも管理人が気になります。
私が行く所ですからマンガ、イラスト関係が多いんですが、そういう人達の生の感情が、時に私の活力の素になったりします。
印刷された紙の世界だと、どうしても読んでいる方とタイムラグがあるし、作者も冷静な気持ちで自分の感情を整理していたりします。
だけどネットだと、今現在思ってる気持ち、後で考えるとどうでもいい事などが出てきたりします。
特に、何かを創作している人は、製作中の苦しみとか葛藤とか、生の感情を日記等で吐き出している人が居たりして。
そういうのを見ると「この人、こんなに上手いのに、こんなに苦しんでる。こんなに頑張ってる。私も頑張らなきゃ」と気力が湧いてきます。
私は、どちらかというと怠け者でいい加減な奴なので、すぐ何でも放り出したくなるんですが、同じ時間に私と同じように、または、もっと悩んで苦しんで頑張ってる人達を見ると、なんだか一緒に頑張ろうという気になります。
目の前にあるのは只の機械の箱なのに、その電波の向こうに居るのは、生の人間です。
考えてみると、とても不思議な話ですね。


インターネット時代がやってきて、良かったなという話でした。
う〜ん、真面目な話は書きにくいです。

2001年09月07日(金)

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