天大門日記
S.Tendaimon

不思議な縁?

さっきテレビで前世はあるのかみたいな番組観てました。
私的には前世なんかあったってなくったって、今生きてる私は私だからどっちでもいいわという考えですが、まあ、母がこういうの好きなのでそんな番組にチャンネル回ってました。
その番組の中で「ソウルメイト」という魂のつながりのある人、前世でつながりのあった人で、今生でも縁のあったりする人の事を話していました。
そんなん眉唾っぽい。
話としてはロマンチックで面白いけど。
……と、つい最近までの私は思ったことでしょう。
でも、ある!あるかもしれん、そういうこと!と、今の私は思います。
今までのそんな長くない人生ですが、たった一度だけ不思議な出会いがありました。

その方は私よりも20歳くらい年上の女性の方でした。
その方のお父様の作品展示会のゲストとして某所に招かれていて、私はそれを見に来たお客でした。
私を含めお客は20人くらいいて、展示作品にまつわる色々なお話をその方がトークするというシチュエーションだったのですが、なぜか、一度も会ったことがないのに私はその方に親戚のような親しみを感じました。
変だな変だなと思いつつも、お話を聞くうちにその親しみ感は深まるばかり。
そして、なぜか向こうも私の顔ばかり見ながら話をするのです。
私のほかに20人くらいの人がいるのに。
なぜ?なぜ?と、他の人にまずいんじゃないかと動揺するくらいでしたが、まるで親戚の会合に出たみたいな心地よさでずっとお話聞いてしまいました。
ちなみに、私の自意識過剰じゃないことは隣にいた母が証明してくれました。
変だったと…(爆)。

その後、別にその方とは言葉を交わすわけでもなく会場を出た私ですが(だって、知り合いでもなんでもないんだもん)、なんとも言えない後ろ髪を引かれるようなもどかしい思いを感じました。
あれが、もしかしたら、前世で縁のあった方との出会いというやつなのかもしれない。
説明の出来ないあのわずかな邂逅。
そういう何かだったとしか思えない。
なんか今日のテレビ見てそう思いました。

蛇足ですが、その後分かったこととして、60年〜70年前、その方のお父様と私の祖父が部署は違えど同じ上司に仕えていたことが分かり、もしかしたら二人は会っていたかもしれないということでした。
縁は少なからずはあったのかな。
だから、どうってわけではないけどね。










2006年10月12日(木)

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