日々楽しく生きている。

2003年06月23日(月) 父親

今日は午前で仕事を上がった。


だって深夜入りだから。


朝出かけて、昼にご帰宅。学校の土曜日みたいなもんだ。
夜にまた出勤ってのが最高に泣ける。










んな訳で、家に帰ってきたら妻が『病院に行きたい』と言う。


具合が悪いらしい。


前から具合が悪いって言ってて


・・・・・妊娠?


って思ったんだけど、検査薬では引っ掛からなかったので別の原因のようだ。



今週の26・27日に旅行に行くから、その前にキチンと治しておきたい!と思ったらしい。







『尊はどうする?病院に連れていくのか?』


『ううん。風邪とか移ったらダメだから、連れていかない。』


『・・・・・・ぇ?
















・・・・・・・・・・連れて行かないんですか?









































俺が面倒見るんですかい!?(汗



『だいじょーぶだって!』


『・・・いや、多分ダイジョウブじゃないし・・・』









うちの息子、お母さん大好きっ子なんである。


んでもって


『お父さんって誰?』って子である。








故に・・・・・




俺・手に余す。







『・・・・つ、連れて行ってくんない?』


『ダメだよー、風邪とか引いたら旅行に行けないよ?』


『・・・・ふが。・・・・・分かった。でもなるべく早く帰って来てね(涙


『うん、分かった。』










そして妻は俺と息子を置いて、病院へと出掛けて行った・・・・・・。










だが、予想に反して息子は泣かない。


いつもなら、妻が視界から消えただけで号泣するのに、全然泣かない。


それどころか、俺に『抱っこして』とせがんでくる。


不思議に思いつつも抱き上げて外に出る。


疲れてきたので、ジジイに抱っこさせよう、と思ったら泣いた。


いつもならジジイを大好きだから、喜んで抱っこされるはずなのに。






・・・・俺から離れたくないらしい。





珍しい事もあるもんだ。





でもすげー嬉しい(^^












庭を2人で散歩してたら、息子がピンクのジョーロを指差して俺を見る。


『あう、あう、あう』


取ってくれ、って言ってるらしい。









ピンクのジョーロを息子に渡す。









すると今度は、蛇口までジョーロを持ったまま、ヨチヨチと歩いていき


『うおう、うおう、うおう』


ジョーロに水を入れてくれ、と言ってるらしい。









蛇口を捻り、ジョーロに水を入れて、息子に渡す。









すると息子は満面の笑みを作り、


『きゃはっ、きゃはっ、きゃはっ』


と笑い声をあげ、ジョーロから水を出した。








彼にしてみるとすごく楽しいらしい(^^








んで、水が無くなると、またジョーロを俺に持ってきて


『うおう、うおう、うおう』


と言う。








『水入れればいいの?』


と聞くと、ニッコリ笑う。









んでジョーロに水を満タンにしてやる。








すると、またジョーロを持って水を出す。


『きゃっ、きゃっ、きゃっ』






















何回も繰り返した。


ジョーロに水を入れて、出して、また入れて、出して、また入れて・・・








全然飽きなかった。







俺も息子も。






楽しかった。






すごく楽しかった。






子供と遊ぶのが、こんなに楽しかったなんて。






俺も父親になったんだなぁ・・・・・・








と改めて思った午後・・・・・・。













また遊ぼうね(^^























・・・・ちなみに妻は夏バテでした。


良かった良かった。


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相坂 [MAIL] [HOMEPAGE]

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