KIYOの日記
DiaryINDEXpastwill


2000年07月22日(土) 味真野を訪れて。。

先日、武生市の味真野に、写真撮影に、行きました。
味真野と言えば、狭野弟上娘子と中臣宅守の悲恋の歌が、有名です。
越前の里・味真野苑には、二人の恋の歌碑が、建っています。
中臣宅守が、都で罰を受け、この味真野に流され、愛しい狭野弟上娘子と離れ離れ
になり、63首の歌が詠まれたそうです。

万葉集に詠まれた悲恋の歌

        あぢま野にやどれる君が帰り来む
             時の迎へをいつとか待たむ
                            狭野弟上娘子

(味真野に流された貴方が、都へ戻る日を、いつかと、待ちわびています)

        あかねさす昼は物もひぬばたまの
             夜はすがらにねのみし泣かゆ
                            中臣宅守

(昼は物思いにふけり、夜は泣いてばかり。それくらい君が恋しい)


kiyo |MAILHomePage