KIYOの日記
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先日、武生市の味真野に、写真撮影に、行きました。 味真野と言えば、狭野弟上娘子と中臣宅守の悲恋の歌が、有名です。 越前の里・味真野苑には、二人の恋の歌碑が、建っています。 中臣宅守が、都で罰を受け、この味真野に流され、愛しい狭野弟上娘子と離れ離れ になり、63首の歌が詠まれたそうです。
万葉集に詠まれた悲恋の歌
あぢま野にやどれる君が帰り来む 時の迎へをいつとか待たむ 狭野弟上娘子
(味真野に流された貴方が、都へ戻る日を、いつかと、待ちわびています)
あかねさす昼は物もひぬばたまの 夜はすがらにねのみし泣かゆ 中臣宅守
(昼は物思いにふけり、夜は泣いてばかり。それくらい君が恋しい)
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