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■ 2008年10月05日(日) ウラ国立劇場(但し小) <画像あり>
国立劇場に行ってきました♪
 今日の最終便で札幌に戻るため、勿論トランク持参。運良く父が休みだったので、トランクを1階まで下ろしてもらうどころか、車で国立劇場まで送ってもらいました。ありがとーお父さん。
国立劇場にやって来たのには勿論ワケがあります。 学生時代の友達がその頃から日舞を習っていて、数年前に名取になり「花柳美緒菊」という芸名まで付いて、今日、彼女のお師匠さんが主宰されている日舞の会の発表会が国立小劇場で行われるということで、御招待頂いたのです。 11時開場で、彼女は二番目の演目で初心者さんと一緒に「初心者だけじゃ不安だから」と踊るので、別の友達と11時に楽屋入り口前で待ち合わせ。 でも道が空いてて10時半には着いてしまったので、9時半入りの美緒菊さんに会いに、楽屋に行きました(つーかトランクも預かって頂くことになってたので・・・)。 楽屋入口で「美緒菊さんの楽屋はどちらですか?」と一応伺って(ホントは事前にメール貰ってるので知ってるけど、「関係者なんだよ」アピールです)、中に入りました。
 劇場の楽屋入口と言ったらコレよね。
で、踊り手さん、その御家族や御友人方、顔師や衣装担当の人、その他スタッフさんなんかでごった返す廊下を奥へと向かう途中、既に顔を白く塗った美緒菊さん発見! 普段眼鏡だけど、勿論眼鏡掛けては踊れないから美緒菊さんは裸眼です。でも向こうも私に気付いてくれて、「おおー良かった会えたー」とお互い喜びました。取り敢えず、2時頃までは美緒菊さんは彼女の楽屋ではなく大部屋みたいな楽屋にいるそうなので、彼女の荷物と一緒にトランクを置かせて頂きました。 お土産兼荷物置かせて貰う迷惑料兼差し入れということで、札幌農学校クッキーをお渡ししたら、向こうからも「お持たせ」が。お菓子と手拭いです。手拭いには「花柳美緒菊」と彼女の芸名がちゃんと入っています。 ちなみに名取になった時の名披露目公演には行けなかったんですが、その時の手拭いやプログラムも後日頂いてます。手拭い、何かもったいなくて使えずにいます(笑)。
待ち合わせている友達からは「5分くらい遅れそう」というメールが来ていたので、そのまましばらく楽屋や舞台裏を堪能させて頂きました(勿論、美緒菊さんの案内で)。
 まだ開場前の舞台を袖から。立ち位置なんかの確認でしょうか。美緒菊さんもこの次割とすぐ出番なので、この写真を撮る前にちょっと舞台上に行ってました。
 こちらは更にその後ろで最後の仕上げ中?の大道具さんたち(多分)。
流石国立小劇場、舞台装置も大掛かりです。すごいすごい。 高校時代、放送部に所属していた関係で某区民会館の放送ブースとか含めた舞台裏に行ったことはありますが、こんなちゃんとした劇場の舞台裏は初めて。見る物全てに「へえーへえー」と感嘆の言葉が出ちゃいます。
 これは楽屋。たまにテレビで歌舞伎役者さんに密着取材したような番組がありますが、そういうので役者さんが自らメイクしてる時の楽屋とかまさにこんな感じでした。今日も大劇場の方は歌舞伎をやっているので、大だろうと小だろうと楽屋の造り自体は変わらないんでしょうね。内線の黒電話がまたステキです。
ちなみに歌舞伎役者さんは御自分でメイクされてるようですが(テレビ観てると)、美緒菊さんたちは顔(即ちメイク)は顔師さんの部屋へ、衣装は衣装さんとこへ、かつらもかつら担当の方のところへ、と踊り手さん自身が動くので、楽屋は休憩室みたいな感じです。踊りのおさらいなんかもしますが、全体にまったりした雰囲気。外の修羅場のような「舞台裏」とは雰囲気が違います。
11時には美緒菊さんも衣装付けに行っちゃったし、楽屋を後にして「もう衣装付けに行っちゃったから正面で待ち合わせよう」と友達にメールして正面へ。共に中に入って(全席自由)、最初の美緒菊さんの立ち位置(一番上手)に合わせて右寄りの席へ。
美緒菊さんが踊る演目は「百花繚乱」と名付けられていて、その最初の曲「さくらさくら」を美緒菊さんは初心者さんたちと踊ります。 先頭に立って下手から舞台に出て来て、一番上手(かみて)で踊る美緒菊さん。舞台上の方々の中でただ一人「花柳」の名を背負う彼女ですから、当然踊りも一番上手(じょうず)です。何て言うか、動きに無駄や迷いがない。すごく安定してるんです。多分踊っている方は腰を低くしているのだからそれなりに力も入っているんでしょうが、そういう安定感があるのに、優雅、優美。
ついでに言うと、初めて観る友達の舞いにも感動ですが、つい1時間前にはあんなにバタバタしていた舞台上が、きちんと「舞台」になってることにも、当たり前のことなんだけど感動。
次の美緒菊さんの出番(こっちがメイン)は夕方6時からを予定しているので、百花繚乱を全部観てから、再度楽屋へ遊びに行きました。
時間的にお昼だったので、何と楽屋食堂でお昼を頂きました。私はナポリタン(500円でサラダ付き)を注文。でも出て来たナポリタンは「うわー懐かしい!」って感じではなく、ややケチャップ少なめな感じ。何つーかヘルシーっぽいです。 ちなみに楽屋食堂は小劇場も大劇場も同じ所を使うようで、歌舞伎役者さんっぽい人もいました。美緒菊さんが何も言わなかったので、有名な人ではないんでしょうが。ついでに人気メニューはオムライスっぽかったです。
その後、美緒菊さんの本来の楽屋に荷物持って移り、ダラダラモード。まだ本番を控えている美緒菊さんも時間が空きすぎるとだれるらしく、「あーもうやだなー」とか言いながらダラダラ。
同じ楽屋の中に今日が名披露目の方がいて、親族一同で来ました!くらいのイキオイで盛り上がってました。しかも弟さんがプロのカメラマンだそうで、ケータイとかコンデジだけじゃなくて、高そうな立派なEOSが(私のは安いEOSです)。そこへ友人とかもやって来たそうで、ホントお目出度い雰囲気が漂っていました。特に「英執着獅子」の姫の衣装を着けているから、本当に豪華なのです。
美緒菊さんの出番は、名披露目の方の「英執着獅子」の次の次。なので彼女自身が衣装さんに呼ばれた時点で、私たちも楽屋をあとにしました。 尚、出番が全て終わったあとにはお風呂に入って白塗りを落とすそうなので、衣装を着けた彼女と写真を撮るためには、緞帳下りて客電着いたら楽屋へダッシュしなければなりません。 白塗りするのは顔や手だけじゃなくて、足も膝下は塗ってるんだそうです。普通の着物より重たい(薄くて軽いとちょっとした動きでも着物が揺らいで、綺麗に見えないんだそうです)ので、ちょっとやそっとじゃ足袋より上の足が見えることなんかないと思うんですが、そんなとこまで塗ってるとは! そりゃあ全部終わったらお風呂で落としたくなりますわな。ちなみにクレンジングはポンズでした。
劇場入口から再入場して、舞台上の「英執着獅子」の様子が写し出されているモニタをロビーで観つつ(もう姫が獅子になってました)、それが終わったところで中に入りました。 さっきは右寄りの席に座ったけど、真ん中の列に空きがあったので、そちらへ移動。美緒菊さんの演目・長唄「わらべ鴬」をじっくり観させて頂きました。鴬っぽい黄緑に梅模様の着物に朱に鴬模様の帯を締めて踊る舞台上の彼女は、一緒に授業受けたり部室で雑談したり旅行に行ったりしていた彼女ではなく、やっぱり「花柳美緒菊」という名の立派な踊り手さんでした。かっちょいいー。
ちなみにプログラムから引用させて頂きますと、「わらべ鶯」というのは
春告鳥といわれる鴬が春の訪れをよろこび遊ぶ姿、夕焼けの中に一人になった孤独の悲哀、月と梅との友愛から梅を嵐から守る冒険、やがて梅が美しい花盛りをみせているのを見た鴬の歓びとうれしさ、幼い時の夢や希望をかいまみることができます。 だそうです。美緒菊さん曰く「曲も振付も少し変わっていて面白いな、と思って」選んだのだそうです。12分と短い曲なので、冒頭の「さくらさくら」にかり出されたんだそうです(私は10分踊り続けるのだって大変だと思いますが、他の方は曲によって30分とか踊ってたりします)。 「わらべ」というだけあって何処か動きに「幼さ」を思わせるような雰囲気があり、小柄な美緒菊さんには合ってたと思います。私みたいに大きい(っても163cmですが)のはきっとこういう曲には合わない。
さ、終わりましたら楽屋へダッシュ。無事、衣装を着けた美緒菊さんと記念写真等々を撮ることが出来ました(実は今回、充電器を忘れて、電池の残量がギリギリだった;;) 美緒菊さんは間違えると顔に出ちゃうんだそうで、過去に「やっちゃった☆」って顔をしたのがバレて客席から笑いが起こったことがあるんだそうですが、今回は特にそんな「やっちゃった☆」顔もなかったと思います。 が、長唄の唄い手さん(というのか?)が「夜更けて」と「夜更けし」がごっちゃになって「夜更けしぇ」みたいになったらしく、「えぇえ!?( ̄Д ̄;)!!」と思ったそうです(笑)。聴いてる(観てる)方は、歌舞伎にしてもああいう独特な唄い回しは余程しっかり聴いていないと何唄ってるのかもよく判らない感じなので、全く判りませんでしたが。 でも踊る方は何百回と聴いて練習するんだろうし、多分自分でも唄えるくらいになってて、脳内再生してイメトレしたり、口ずさんでみたりとかするんでしょうね。そりゃ気付くよね。
 折角なので楽屋内で美緒菊さんとポーズ☆ 多分、鴬がケキョケキョと枝上を飛び跳ねているようなイメージではないかと。
こういうのって押すイメージがあるんですが、実際は15分くらい巻いていて、美緒菊さんと記念写真を撮りまくっても余裕を持って空港へ行けました。 永田町の地下鉄入口付近からは、ライトアップされた国会議事堂と遠くに東京タワー様。どちらも東京のシンボルですね。最後に東京タワーが見れて、実はものすごく嬉しかったり。
20:55発のANA・AIRDO共同運航便で新千歳へ飛んだのですが、羽田の出発ロビーで言うには札幌の気温は9度��( ̄∇ ̄;) 更に機内で「当地(到着地=千歳)の気温は5度」との機内アナウンスが��( ̄Д ̄;)
それは真冬じゃないですか? 凍死する! 凍死するよ!!
空港近くの駐車場で主の帰りを待っていた愛車フィットちゃんは、夜露に濡れておりました。霜じゃなくて良かった。
さあ、明日からはまた荷物の片付けです。
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・過去の「今日」。
2006年10月05日(木) バイバイ <画像あり> 2002年10月05日(土) 港町 <画像あり>
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