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■ 2009年05月16日(土) 9年ぶり・10年ぶり
10年ぶりとなる高校のクラス会@六本木に出席してきました。今回の帰京は、これが主目的。本当は9年ぶりなんですが、9年前に行われた前回は修論〆切間近で欠席したので、その1年前に行われた前々回のクラス会以来10年ぶり(但し全員に声かけを行っていない小規模クラス会@今回と同じ場所には一昨年たまたま参加しました)。久々の開催のきっかけは、担任の先生が先日還暦を迎えられ、本年度で定年退職されることです。
クラス会の2時間前に集合し、先生と幹事さんと5人で打ち合わせと言う名のお茶をしました。女の子の幹事さんとは、多分10年前のクラス会以来。当時から「お母さんになりたい、野球チーム組めるくらい子供が欲しい」と言っていた彼女は、3人の子持ちになってました。なのにスレンダーなボディは素晴らしい。太らない体質の人はいいなぁ、と心の底から思いました。
クラス会の方は先生除いて13人の参加。45人学級だったので約7分の2の出席率です。中には連絡の取れなかった子もいたそうなので、これは結構いい方なんじゃないでしょうか。仕事で急遽来れなくなった子や、遅れてきた子もいたけど、卒業以来だか10年ぶりだかの子にも会えて懐かしかったです。
高校当時のことは、結構覚えています。そう、覚えているつもりだったんだけど、実際は忘れているものですね。担任は現代社会・政治経済の先生だったのですが、1年の現社の授業で毎回2人ずつスピーチしたこととか、全く記憶にありませんでした。言われても「そう言えばそんなこともしてたような??」くらいの感じで、自分が何喋ったかはおろか、他の人が何喋ったかも覚えていません。でもディベートやったことすら一切記憶してないのもいたから、私の記憶力が足りないワケでは決してないと思います!
そして互いに近況を語り、当時を振り返り、みんな大人になったことを実感。女の子で結婚してない子は1人だったけど、その子は都立高の教採受かって先生してたのに、退職してオーストラリアで日本語教師をしたり沖縄で暮らしてみたりと、何だか凄くエナジー(敢えて「エネルギー」ではなく)を感じる人生を送ってました。公認会計士試験に受かった子の名刺に「公認会計士試験合格者」って書いてあって、「普通、肩書って『公認会計士』じゃないの?」と訊いたら、公認会計士の試験に受かった後、登録すると年に3万くらいかかるんだそうで、監査会社(だったと思う)に所属して仕事する分には、登録しなくても大丈夫なようです。みんなで知らなかった(興味もなかったし)。学生時代は真面目に授業受けてなかった(本人談)男の子が、仕事でプロモーションとかマーケティングとかやっているそうで、話し方・話の聞き方がすごく巧くて感動しました。言語聴覚士になった女の子は、話し方がすごく優しくて、まさにそれっぽかったし。 あとは「修士」率の高さにびっくり。でも高校のレベル(多分、上の中か下くらい)を考えると、「博士」率ではなく「修士」率が高いというのも納得かも。勿論、博士まで取ってる人もいますが、あんまり意味のない「修士」ってところがうちの高校らしいかもしれない。
こうやって成長を遂げた(多分)我々とはある意味対称的に、還暦を迎えた先生は40代だったあの頃とお変わりなく、クラス会にレジュメを作ってきて配布し(当時の名簿や集合写真なんかもプリントされてた)、「まあいいや」でやや強引に話を変えたり終わらせたりする辺りとかホント変わってなくてwww いや、お元気そうで本当に何よりです。まあ私は去年、札幌行ったばっかりの時にたまたまお会いしてるんですが(そしてその時も「先生変わってない・・・」と思った)。
一昨年、同じ場所でやった小規模クラス会の時は、大層レベルの低いバカ話を繰り広げた我々ですが(その時のメンバーは殆ど来てました)、今回は先生がいるの(と多分男女比が半々なのと)で比較的真面目な話と思い出話に終止。それでも4時間、お店を貸し切ってたっぷり話して、最後に記念写真を撮って、解散しました。
同じ高校に入って、同じクラスになった、同級生。偶然集められた45人が、それから倍以上の時を生きてきて、再び会うということ。人生には色々な選択肢があり、そして色々なことが起こり得る。それを肌で感じる時でした。
3年後くらいに、またみんなで再会したいです。
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・過去の「今日」。
2006年05月16日(火) 寒いよお 2004年05月16日(日) 身体的危機感 2003年05月16日(金) 大旅行(岩井市→世田谷)
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