★女子高生日記★
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2003年06月15日(日) たまには考える。


◆このみ◆
ある人に


『このみのいない人生なんて嫌だ』


って言われた。


手紙で。

少しでも心の中にいる人にこんなことを言われたら、
みんなはうれしいですか?

あたしはぜんぜん嬉しくなかった。
むしろひいてしまった。
1歩ひいたとこで

『すごいなーこの人・・・』

って客観視して、少し尊敬した。
あたしは、今までそんなに人を好きになったことがなくて、
というかちゃんと人を好きになったことがないのかもしれないけど、
恋愛の対象を、人生のなかでそこまで大事なものに出来るなんてすごいと思った。

16年しか生きてないのに。

世の中には、いつもそのくらい真剣にひとを好きになる子だっていっぱいいるだろうし、愛する人のために生きてく人もいっぱいいると思う。
それはそれで素敵だし、良い生き方だ
けど、あたしは絶対そうはなりたくない。
恋愛第一優先に生きたくない。
今はまだ『恋愛第一優先に生きたくない人』を演じてるに過ぎないけど。。。
たとえば好きな人のために自分の大切な何かを棄てるとか、
好きな人に支えられて生きるとか。
絶対嫌だ。
そんなの幸せじゃない。
依存もしたくないし、されたくない。
あたしは自分と自分の家族のために生きる。
だから、相手にとってもあたしなんて二の次三の次で良いし
あたしも恋人は二の次三の次。

もしあたしが素直な可愛い女の子だったら、
あの言葉にいちころだったのかなぁ。
必要とされてる自分に酔って。
でもあたしは頑固な可愛くない女の子だから、
そいつにはこう言ってあげる。


『自分の人生は自分で生きろ。
            このへなちょこ。』








ユカ・コノミ |MAIL

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