ねんねん仔猫
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捨て猫 ステラ
ある日の夕方、赤ちゃんが泣くような、猫独特のこえがする!! 外を見ると、下の娘の友達が箱を抱えている。 「みなちゃ〜ん、猫、もっとるら〜??」 ケーキの箱に入れられた、3匹のこねこ・・・ まだ、臍の緒がとれていない・・・ ねずみのようなこねこ・・・ 子供がいれた、ポテトチップス・・・
みなちゃんと、他の子に取り合えず、1匹ずつ 持たせたのに、 「ダメだってぇ」といって、戻ってきた。 明日は雨が降るって言っていたし、飼い主が見つかるまで、もう少し育てるか。 小さいし、死んじゃうかもしれない。 ダメでもともと、やってみよう!!
すぐ、猫を飼っている友人に電話したら、 ホカホカカーペットを持ってきてくれて、 獣医さんに行って、ミルクと注射器をもらってきてくれた。 私は、その夜、学校のPTAの集まりで10時半になってしまっていた。 それから、はこに、タオルをひきつめ、 ミルクをあげた。 でも、飲めなくて、無理に飲ませたという感じだった。 他の人に聞いたり、本を読んだり、猫育てが始まった。 ネロがオスなのに、なめなめしたり,くわえて連れて行ったり、おしっこさせてくれたりした。 毎日、日記をつけ、足にペンで色をつけ、区別し、ウンチしたとか・・ そして、猫を飼っている友人に電話し、1ヶ月後にもらってもらう約束をし、あと2匹どうしようと思っているところで、私の仕事の知人がもらってくれることになり、1匹は我が家で飼う事になった。
その命拾いをした子がステラだ。 ステラは、小さいとき目がブルーだったので、「星みたい」とイタリア語で星という意味で 付けた。 でも、小さいときはみんな、ブルーなのね? そんなことも知らずに、猫との生活が始まった。
今、ステラの姉妹は、友人の家で2匹の お姉ちゃんになり、とってもかわいがられて います。 たった、1月ですが育てたママは、安心してい ます。 もう、1匹は残念ながら、1年経たないうちに、交通事故でなくなってしまいました。 実は、その人にあげたことを,後悔しているのです。我が家で飼ってあげればよかったと・・
死んでしまった猫の分、ステラとななみ(姉妹の名前)は幸せにならなきゃいけないと思うのです。
今日のねこ〜
1キロ公園に白い猫がいると娘から聞いていたが、なかなか会えず、今日はじめて会えた。 白いと言うことで、「ミルク」と勝手に名前を付けていたのですが、汚れていて、「腐ったミルク」だった。 でも、野良で生きていくために、人にはとてもなついてきて、餌をあげてきた。 がんばれ!!ミルク!! また、ごはん持ってきてあげるからね。
我が家の猫は幸せだなぁとつくづく思ったのだ。
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