記憶が呼び覚ますモノはいつもどうしてこんなに甘いモノばかりなのだろう。傷みとか悲しみとかそういった類のモノばかりを呼び覚ましてくれれば、こんなにも考え込まなくて良いのに。どう考えても馬鹿げてると頭で少しは理解出来る。それでも純粋に彼の奏でる音は聴いてみたいと思う。