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七転び八起き - 2002年06月10日(月) 5月末、オーナーが言った。 「7月からしばらくの間、(現在週休2日制だが)週休1日になるから」 花智 「はあ・・。分かりました。でも、8月24日と25日は絶対休みますから」 昼頃、市場から帰ってきたオーナーが大事な話があると、花智、マリちゃん、つかぴょんの3人を集めた。 「いつからになるか分からないが、3人ほど、新人を入れることになった。で、収入が減って申し訳無いが、週4日制にしたい」 花智以下3人 「はあ、分かりました」 その時、花智は、始めこそ、「げっ、給料減るじゃん」などと思っていたのだが、よくよく考えると、8月までたっぷりとやることがあるので、「これも、ワークシェアリングって奴よね。っていうか、夢のスローライフが始まるのね」と思いなおした。 夕方、(支店の人にも同様の話をしに行っていた)オーナーが店に戻ってきて、パソでチラシを作っていた花智に気弱そうに声を掛けてきた。 「朝はああ言ったけど、君らにも生活とかあるだろうから、やっぱり隔週4日とかにしてほしいとかあるのかな?お互い、納得しておきたいんだが」 花智 「そうですね・・・。そりゃ、収入が減るのはイタイですけど・・・うーん、まあ、私の場合、他にもやりたいこと(同人)とかあるし、趣味(同人)の時間に充てようかと思ってますし、まあ、確かに、給料減るのは、うーん・・・。っていうか、私はその状況に合わせて動くだけですから、時間が増えれば、増えたなりに動きますし、お金が無くなれば無くなったなりに動くので、特にナニも考えてませんが」 オーナー 「ああ・・・そうか。まあ、そういうふうに思ってくれてるとコチラも助かるけど」 どうやら、オーナーは支店の人に何か言われたらしく、妙にコチラに気を使っている。しかし、私は(面白いので)そのままほったらかしておいた。(オニ)っていうか、それよりも目の前に迫る締め切りの方が問題である。 さらに20分後。 店の掃除を始めた花智にアケミが、(何かを企んでいるような笑顔で)声を掛けてきた。 「よかったネ!夢の週7日よ!!!」 花智 「は?」 採用を決定したアルバイト3人のうち、 2人に断られたんだって。 (ちなみに本日もやっぱり残業でした・・・。) ...
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