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やりたい事というもの - 2006年08月11日(金) ちょっと、書いてる時期が前後しているんですが、 某所でコメントを書いたら、いろいろ考えが止まらなくなったので。 昨年の3月末に花屋を辞めた直接のキッカケは、 「見たい映画があったのに休みが取れなかった」というものでした。 そう思ってしまったその日のうちに、オーナーに 「来月末で辞めます」と言ってた(笑) オーナには辞める理由として、私の履歴を見ればほぼ納得してもらえる 「やりたい事があるので」というもの。 実際は仕事としてやりたい事なんてなくて、いろいろな意味で窮屈になってしまったのが原因なんですが。 窮屈というのはどういう事かというと、 ・店の業務のほぼ全般を掌握してしまったゆえに、もっと深み(高み?)を目指そうとしたが、壁に突き当たった ・周囲が考える仕事の深みと私の求める仕事の深みの差が大きくなり、疲れた という感じ。 なかなか、具体的には言えないのですが、「先が見えてしまった」ともいえます。 では、私が望む「深み」とは何かというと、 これまた具体的に言うと些少なことなのですが、 ・仕事が予定通りきっちり「美しく」終わる ということです。 この「美しい」というのが重要で、仕事がただ完了することではなく、 スマートに完了しなくてはならないのです。 今の仕事であげるなら、「機能的なエクセルの表を作る」 「在庫が残らない」、「予定通りに作業が終了する」 などなど。 某所の方は、自分はクリエイト系だとおっしゃっていましたが、 私は耽美系なのです。 花で飾ることが美ではありません。 機能を追求した形もまた美なのです。 もっとも、私が「美しい!」と喜んでいるエクセルの表を 他の人に見せても、理解されませんが。 (最近は、唐辛子の鉢植えを「美人だ美人だ」ともてはやしています) 私は自分の中にあるこの「美しいと思う心」を大切にしています。 これに気づくまでに結構苦しみました。 でも、自分が求めるものが分かると、多少の苦痛は気にならなくなります。 少し前までは「美しい」答弁書を作成することに夢中になっておりました。 (答弁書の何が美しいのかは、言葉で表現できません・・・) そのために、徹夜もよくしました。 それでも、美しいものが出来上がった時の喜びといったらもう・・・・! ...
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