関西突破塾,ホテルグリーンプラザ大阪

徹夜で大阪、関西突破塾へ。30分遅刻。
今回のテーマは「総会屋」。ゲストは「論談」責任編集者の政田幸一氏。

現在、総会屋として活動しているのは全国でも30〜50人ほど。
これまで延べ54,000回ほど開かれた株主総会で、暴力沙汰になったのは7件。
警察は必要以上の警備をしている。今は警察が総会屋。やっていることは同じ。

マスコミは企業の役員が殺されたり、会社に銃弾が撃ち込まれたりした事件を
報道してみせるが、総会屋が起こしたのではない。
株主総会を利用して利益を得ているのだから警察もマスコミも「総会屋」だ。

総会屋への利益供与があったか、無かったかは「さじ加減」。
企業が「怖かった」といえば恐喝になるが、
警察は企業を共犯者にして「利益供与があった」としたがる。
脅した本人が「俺は博徒だ!」と言っているのにマスコミは「総会屋」と書く。

「そりゃ名誉毀損じゃないか」と宮崎学氏。ははは。

近く辞めた会社の株主総会に初めて出席するので、非常に勉強になった。
昔は女総会屋もいたらしい。そういう道もありか?

終了後宮崎さんが「ルポライターやっとるか?」と声をかけてくれた。
「はい、徐々に」「そんなの徐々にやるもんとちゃうで」

その会話を聞いていたライターのYさんに「何を書くの?」と2次会で訊かれた。
テーマは決まっていないと言うといろいろと指南してくれる。

そこへ宮崎さんも来て5人ぐらいで、どんなテーマがいいかという話になる。
「女刑務所はどうかな、刑務所物は売れるで」
「あいつ(どいつ?)んとこ行って覚醒剤もらってな」
「嫌です、そんなありふれた罪じゃ。犯罪史上に残るようなのでなくちゃ」
「女の強姦罪とか」「皇室と不倫とか」
「不敬罪はないからな、皇室ストーカーで捕まるか」
とくだらないテーマ(こんなのテーマといえるのか?)ばかり上がる。

私と同じく徹夜明けの宮崎さんはすっかり呆れて
「これは見込みないなあ、15、6年はかかりそうや」
と言って別の席に行ってしまった。トホホ、でも負けないぞ。

今夜の宿はホテルグリーンプラザ大阪。朝食つきで6,600円。
安いけれど、これからは日帰りにしよう。
2001年04月08日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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