ハローワーク,映画「こどもの時間」,傘,文豪の書いたイタリアの山?

ハローワーク、「支給残日数が3分の1間近です」とのこと。不安になる。

BOX東中野「こどもの時間」。
ずっと前にテレビ東京のドキュメンタリー番組でいなほ保育園を見たとき
「子どもができたら絶対桶川に引っ越す!」と宣言したくらい感激した。

テレビでは保育園の運営についてや、解説っぽいナレーションが入っていたが
映画ではひたすらこどもの視線、真っ赤なほっぺで鼻水垂らした顔のどアップ。

2歳児も山羊にやるえさを作ったり、水を運んだり、働く。
ご飯のとき他のこどもの手をフォークでぶっ刺しても保母さんは
「いけません」とか「やめなさい」とか言わない。
「痛いってよー、どうして?ああ、肉じゃがの肉が欲しかったのね」ってなもの。

手作りのプールがあって、動物がいっぱいいて、たき火があって、畑があって
子供達は時間割もなく遊んで食べて寝て踊って歌ってお話を聞く。
みんな鼻水垂らして裸足で泥だらけ、手掴み食べこぼし超OK!
しかし卒園式の踊りの衣装は自分で作って見事な刺繍までしてしまう。凄い。

映画が終わると雨が激しくなっていた。
傘を持たずに出たので映画館の上の酒菜「游山楽」で海鮮丼ランチ。

池袋で傘を捜す。西武が休みなのでパルコ、東武、メトロポリタンプラザなど。
パルコに戻って、ショッキングピンクのちょっと変わったプリントの傘を購入。

本屋でイタリアの山の本を探す。
ある人に「海外の文豪や日本の作家がイタリアの山について書いている文章を
なるべくたくさんピックアップしてほしい」と頼まれているため。
都会派だからローマとミラノしか知らないもので、難しい。

帰る頃は雨も小降り。

イタリアの山をインターネットで検索するも、難しい。
名も知らない個人の紀行文やら旅行記はいっぱいあるけれど。
イタリアの山好きな文学青年、いないかな。とりあえず図書館に行くか。
2001年08月21日(火)

抱茎亭日乗 / エムサク

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