| T大学山中湖セミナーハウス |
大学ゼミの先輩NさんがT大学文学部で助教授をしていて、ゼミ生の就職活動模擬面接合宿をやりたい、ついては私に面接官をしてほしい、とのことで2003年6月にも行った事があるT大学山中湖セミナーハウスへ。
何故この「落ちこぼれ会社員→ニート社長」の私が就職活動の指導をするのかよくわからないが、「他の面接官は厳しいことを言うだろうから真理ちゃんはなるべく誉めてあげて」とNさん。
小田急線新百合ヶ丘駅11時集合だが11:20着。 面接官がこれでは全くダメじゃんと思うが、確か前回合宿もダラダラと集まりのんびり始まった記憶がある。 前回一緒に参加したMさんは更に遅れて来て、私はホッとする。
今回初参加のメーカー人事部採用担当Iさんと4人でT大学に寄り、1人の学生と合流。 教職員専用食堂でお昼を食べて、出発。予定よりかなり遅れてセミナーハウス着。
1日目は「エントリーシートの書き方」。 いくつかの企業で実際に使われているエントリーシートと、就活オタクと言われていたOBの記入例を参考に1時間ほどで記入させる。
待っている間に私も日本銀行の16年度エントリーシートにチャレンジしてみる。
[次の2つのうち1つを選択<番号に○印を付してください>してください。 1. 現在の日本社会において、「変えるべきもの」と「守るべきもの」はそれぞれ何か、あなたの意見を述べてください。
2. 最近(過去1年程度)起こった出来事で興味を持ったことについて、あなたの意見を述べてください。]
1015文字。私は1を選択。この項目を書くだけで終わってしまった。 自分でもなかなか良く書けたと感心する。
「変えるべきもの」は国会証人喚問のやり方、「守るべきもの」は推定無罪とか黙秘権とか法の下の平等といった基本的な法の理念。 うーん、法学部政治学科って感じ!しかし大学3年生の私には絶対書けない。 ほとんど宮崎学さんと鈴木宗男さんの受け売りだ。 そして私の回答が日本銀行といったい何の関係があるのやら。
学生たちが1人ずつ前に出て発表する。 皆エントリーシートは今回初めて書くようで苦労していた。
何故か14人中4人ぐらいが食品業界志望、不思議だ。 皆でニチレイに入ったOBの話を聞いたことがあるとかで、その人が魅力的な話をしたのかな?と思った。 食品業界を見る目はかなり厳しいし、ものすごく大変そうなイメージがあるのだが。 どんな業種職種があるか詳しく知らない学生にとっては、身近な企業ではあるかも。
かつての私はエントリーシートをどんなふうに書いていたのか忘れてしまったが、多分かなりずうずうしいことを書いていたような気がする。 彼らは随分遠慮がちで自信がない様子だけど、これから書き慣れて来たら変るのだろう。
21時半から飲み会。 サッカー好きな人が多いようで、試合、選手について熱く語っていた。
別のテーブルでは、彼女と一緒にお風呂に入るのが嫌だ、という男子二人。 Mさんと私が二人で「それは変。気持ちいいじゃん。まだ慣れないだけなんじゃないの?」 聞いている女子。
「嫌だ。あり得ない。風呂は1人ではいるもんでしょう!」と男子二人は言う。 女の子から一緒に入ろうと言われても拒否したという。 「それは女の子は傷つくでしょう」 「それが振られた原因なのかな?」 「そうだよ!」 倒れるゼミ代表。
しかしこんな話は学生時代、みんなのいる飲み会ではしなかったような気がする。 私は女同士でお風呂に入るのが嫌だった。今も避ける。 お風呂に一緒に入らない恋人もありだが、一方が望んでいるのに拒否するというのは難しいのでは。 でも、彼らにとってはお風呂に一緒に入るのは、トイレに一緒に入るぐらい抵抗があるらしい。 なんとなくわかるが、トイレに一緒に行くカップルだっているし。
そして1人はボクシングをやっている、自衛隊もしくはJAICA希望。 リングでは裸で闘うのに人とお風呂に入れないとか言ってて自衛隊とかJAICAで支障はないのか?
私はもしも彼氏がボクシングやってたら、お風呂は是非とも一緒に入って、水滴を弾くボディをじっくり観察、触りまくっちゃうね。
あら?これってアカハラ?
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2006年02月04日(土)
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