お仕事,『la Croce』,『ライフ・イン・ザ・シアター』,彼 |
今日から生協カタログの原稿を書く。まずは1ページ。 わからない事だらけでおそろしく時間がかかるが、慣れればもっと早く作業ができるようになるだろう。
お昼は茗荷谷駅そばの『la Croce』。 水の代わりに紅茶が出るとか、ランチも悪くはないのだが、各席に店主のこだわりがうじゃうじゃ書いてあるメニューのような、注意書きのようなものがあって、うるさい。
「イタリアではタバスコなんて使わない。辛いのが好きなら赤唐辛子を。でもイタリア料理に激辛なんてない、あれはアジアの食文化だ」とか 「ワインの薀蓄など、日本人が日本酒についてあまり知らないように、イタリア人もほとんど知りゃあしない。ここはリストランテじゃなくて、イタリア食堂ですから!」とか 「イタリアオヤジは…、イタリアオヤジ風に…」とか、言いたくてたまらないからビッチリ書いてるんだろうけど、私は嬉しくない。 よくわからないセンス。
入社2日目に早退。 北千住『シアター1010』にて、藤原竜也の舞台『ライフ・イン・ザ・シアター』を見る。 知人が手配してくれたチケットで、極上シート。 ああ、それなのに、久し振りの労働、早起きに疲れたのか、途中眠ってしまった。
というか、起承転結があるわけではなく、若手(藤原竜也)と、ベテラン俳優(市村正親)の楽屋と舞台でのやり取りが続く二人芝居で、地味でつまらない話なのだった。
実力のある俳優二人が、舞台俳優を演じてぶつかり合うという緊張感とか、様々な舞台衣装に着替えるコスプレ的楽しみなどはあるのだが、それだけだった。
後日、会社内に熱烈藤原竜也ファンがいると知る。彼女はこの舞台はものすごく面白い、と言っていた。 毎週1回は見たらしい。毎回違った発見があったという。 私は『ロミオとジュリエット』とか『天保十二年のシェイクスピア』なら毎日でも見たいが、これはあまり。
恋人と電話。「会わないと、死んでしまう」と彼。 そうね。会わないと。愛し合わないと。 しかし私の仕事が始まって、これからはあまり会えなくなってしまうのだろうか。
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2006年04月04日(火)
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