---『白濁』
2010年08月13日(金)
君は言っていた
真っ白なままで生きていきたいんだと
君は知らなかった
白ほど染められやすい色はない事を

綺麗になど生きていけない事に気づいた夜の
僕は君の目にどんな風に映るだろうか

君は泣いていた
日に日に汚れていくその手を見て
今じゃもうこんな
元には戻らないくらいに汚れてしまった

君の声を 見ていた夢を
掲げた理想を 描いた色を
僕は覚えているよ 忘れないよ
あの日の君は今もここにいるよ

綺麗になど生きていけないのなら僕はこの手を
どんな言い訳をして汚したら救われるのか
君が夢見た色を今更僕が描こうとして
それは君の目にどんな風に映るだろうか


LUNKEHEAD











まさに今こんな感じ。


「君」と「僕」がごちゃ混ぜなのが今のわたし。















昨日は午前5時に浜松を出ることを決めて、


急いで荷物をまとめて


いろんな重い荷物を持ったまま群馬まで飛んだ。









でもわたしは当たりくじを引いたようなものだ。


本当に君がいてくれてよかった。


大事なものがまたひとつ増えた。


大事なものが増えたということは


いつかそれを失って悲しむ要因にもなるわけだけど


今はそれは考えないようにしよう。


彼はたった数時間でわたしを変えてくれた。








「君はもう十分汚れてるよ」って


そう言われたけど


わたしはそうは思わない


でも客観的に見たら…そうなのかもしれない


でもまだ足りない


もっと痛めつけたい









だけど だけど そんなわたしを


彼は「素直でいい子」だと


何度も言ってくれた







だから結局


わたしはわたしなんだと思う


わたし自身を変えたいんじゃなくて


キャパを広げたいだけなんだ


もっと広い心で受け入れる器を持ちたいだけなんだ








ただ 一番大事な人を傷つけている


それは間違いない事実


どう償っていくのかは


もう少しだけ 先の話








ごめんね ごめんね


何度でも言うよ


本当にごめんね







だけど今は


わたしのために 目をつぶっていてほしい


きっとほんの少しでも生きやすい世界になるから


わたしはあなたと歩いていくから











だからごめんね



それから ありがとう