ぽあろの音楽旅日記
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| 2001年02月02日(金) |
第13回 涙を流したクラシック�◆.譽好圈璽� 交響詩「ローマの松」 |
昨日に続いて、僕が泣いたクラシック。前回の「新世界より」は、曲自体が「なきなーさーーいーーーーー」(「花」より)的な曲だったのですが、今回はちょっと違います。 曲はレスピーギの交響詩「ローマの松」です。ローマ三部作、というタイトルを耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。イタリアの作曲家、レスピーギが書いた「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭」の3つの交響詩です。それぞれ、とても色彩感豊かな曲で、僕には甲乙つけがたい名曲です。 以前に「吹奏楽」の項でお話しましたが、高校時代に「ローマの祭」を演奏したことがあります。その際に参考資料としてCDを聞いたのが三部作との出会いです。その頃は当然のように「祭」ばかり聞き、後の二作は駄作だ!というくらいに思っていました(笑)。 その後、大学の図書館の視聴覚室で僕は「松」で涙を流すことになるのです。
☆トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 このCDが僕を泣かせた張本人です。トスカニーニは20世紀を代表する大指揮者の一人で、モノラル録音時代の指揮者です。通常、モノラル録音はその後のステレオ録音、あるいは現在のデジタル録音にくらべ、音質はかなり劣ってしまいます。また、マスターテープの劣化も手伝い、「歴史的演奏」の中には聴くに堪えないような骨董品的な音になってしまってるものもあります。そんな中、この演奏は、多少の音質劣化をはね返して余りあるほどの、いや、最近のステレオやらデジタルやらをすらひれ伏させてしまうほどのすばらしい色彩を放っています。感動して泣いたのではなく、圧倒されて涙が出たのです。 ☆デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 そうなってしまうと、高校時代に聴いたこのCDが逆にかわいそうになってきます(笑)。デジタル時代のローマ三部作ではこれが一番ではないか、と思っていました。デュトワ信者でなくなった今となっては、「かっこよすぎる」「きれいすぎる」と言う印象があります。でも、これらの曲を知る上ではやはり模範的な演奏なのではないでしょうか。 ☆ガッティ指揮 ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 デジタル時代の一番、をデュトワから奪った一枚です(笑)。デュトワ盤と比べると、「下手なのかな?」と思ってしまう部分があるのは否めません。でもイタリアの曲にふさわしい、ゆとりというか遊びというか。(落語で言うところの「フラ」ではないかと思っています)その辺がトスカニーニ盤に通じる部分があって、ぐいぐい引き込まれました。
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