えびたま

2002年08月04日(日) 「ギター弾きの恋」を観る

ウディ・アレンの。
ウディ・アレンは大好きでして
ずっと楽しみにとっといてたんでした。
相方が久しぶりに帰ってきたので、観ることに。

ショーン・ペンて、こんなにチャプリンに似てたかなー
と思いながら観ました。
目もととか。どうでもいいことですが。

ジャズには詳しくないので実在なのか、架空の人なのかわかんないんですが
ほんの一時期だけ活躍した伝説的なギタリストのお話。
天才を自負してるくせに
自分の憧れてるギタリストに会うと
見ただけで失神してしまう。
女を惜しげもなく捨てると言ってるけど
わかれた女の名前を寝言で叫ぶ。
遅刻すっぽかしの常習犯で、金遣いも荒い。
そんな破滅的な人物を愛情たっぷりに
しかも破滅的じゃなく描いてるんです。
(あの愛情を感じると、やっぱり実在なんだろうなあと思います。)
淡々とした独特の雰囲気とか
ぼんやりと赤っぽい画面とか
ウディ・アレンはやっぱり好きです。憧れます。

ちょと哀しいラストですが
観た後幸せな気分が残る映画でした。


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