えびたま

2002年09月01日(日) 「天国と地獄」を観る

夕べのことですが。

面白かったあ。
いやー。やっぱりいいや、黒澤明。
「七人の侍」のような
なんか抗えない引力とかではないにしろ
食いつかずにいられない魅力。
淡々と進む普通の誘拐もののストーリーなのに。

人間的な魅力溢れる主人公の三船敏郎。
ほんとにああいう役がドンピシャなんですね
オーラ出しまくりで歩いてるみたいな。
実写版銭形警部(顔)のような若い仲代達矢。
ロボットみたいだった。
椿三十郎の適役もそうだったけど
めちゃくちゃ頭きれそうっていう雰囲気が似合ううう。
犯人の山崎努は大分後半になってから気付きました。
声が若くて。。。
グラサンかけた顔のエラのはり具合で気付いた。
ものすごい脇役で出てる菅井きんとか西村晃さん。
昔の映画はそういうのも楽しいです。

観終わっていーい後味が残りました。
映画を観たーっていう。

今週、BSは黒澤特集なんですよね。
まだ観てないやつたくさんやるから
楽しみです。


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