えびたま

2003年04月06日(日) 「バナナ」を観る

ウディ・アレンのではなく。
松竹映画の、です。
お金持ちの華僑、二世尾上松緑(現・松緑のお祖父さん)
その息子が若き津川雅彦。目がくりっとしてました。
1960年の映画ですもの。

画面の色彩がかわいらしい。
ちょっとくすんだエメラルドグリーンの壁のおうち。
なんだかカラーになったばかりのハリウッド映画みたいで
フレッド・アステアが出て来そうな感じでした。

松録さんがいい!
鷹揚でニコニコしてて。
何でなにしてても幸せそうなんでしょう。

ストーリーは、車が欲しい金持ち華僑のボンボンが
友だちのシャンソン歌手志望の女の子に振り回され
ついでに金もうけにも目覚め
それを囲む家族や、中国人組織がどーのという話。
息子が逮捕されても、最後までのほほんとしたお父さんが
やっぱり幸せな後味でした。


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