ウディ・アレンのではなく。 松竹映画の、です。 お金持ちの華僑、二世尾上松緑(現・松緑のお祖父さん) その息子が若き津川雅彦。目がくりっとしてました。 1960年の映画ですもの。
画面の色彩がかわいらしい。 ちょっとくすんだエメラルドグリーンの壁のおうち。 なんだかカラーになったばかりのハリウッド映画みたいで フレッド・アステアが出て来そうな感じでした。
松録さんがいい! 鷹揚でニコニコしてて。 何でなにしてても幸せそうなんでしょう。
ストーリーは、車が欲しい金持ち華僑のボンボンが 友だちのシャンソン歌手志望の女の子に振り回され ついでに金もうけにも目覚め それを囲む家族や、中国人組織がどーのという話。 息子が逮捕されても、最後までのほほんとしたお父さんが やっぱり幸せな後味でした。
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