Daily Journel@M403



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2001年06月07日(木)    雷雨

梅雨の晴れ間で清々しく晴れた日中だったのに、夕方から急に空が暗くなって
空気もひんやりしてきたなぁと思っていたら、雷雨が降ってきた。

雷雨。。。 世間では雷の嫌いな女性が圧倒的に多いけれど、私は別に怖くも
何ともないし、むしろ好きな方かもしれない。あの今にも大粒の雨が降り出して
きそうな瞬間が、特に好きだ。

幼少期を過ごした栃木県では、今頃の時期から夏の終わりまで、殆ど毎日夕方に
なると雷雨となっていた。南から入った空気が、関東平野の北限にある日光連山
や男体山にぶつかって雲を作り出す土地柄のせいだったと思う。

子供の頃、外で遊んでいても、空がだんだんと暗くなってひんやりしてくると、
それが友達と別れて家に帰る合図のようになっていた。近くの公園から走って
一目散で家まで帰る。途中で降り始めたことも何度となくある。

雷は毎日ゴロゴロと鳴っていると慣れてしまって怖くない。むしろ、雨上がりに
外がひんやりするので、夏なんかは一雨降ってくれた方が過ごしやすかった。

中学で神奈川に引っ越して、転校先の学校で授業中に雷がピカピカゴロゴロと
鳴ったことがあった。教室中がザワザワして、女の子達は皆キャーキャーと
言っていて、ものすごく違和感を覚えつつ、一人で平然としていた。

そういえば、大学時代を過ごした多摩地区も、東京23区とは微妙に異なった気候
をしていて、夕方に雷雨に見舞われることが多かった気がする。
テニスの練習をしている時なんかは、いつ降り出すかとヒヤヒヤしていた。
そして、一気に振り出すと、皆で大急ぎでネットを外して片付けたものだ。

春雷も好きだけれど、やはり雷は夏の風物詩かな。
雷が鳴り始めると、あぁもうすぐ夏がやって来るなぁと思うこの頃だ。

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