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2001年08月28日(火) 全米オープンテニス
今週から全米オープンテニスが始まった。 今年最後のグランドスラム大会。全米が終わると、来年1月の全豪オープンまで グランドスラム大会はお休み。TBS系のテレビで試合が放映されるのを見ると、 去年の9月に現地に試合を観に行ったことを思い出す。 全米オープンテニスの会場はN.Y.の端、JFK空港のすぐ近くにあるフラッシング・ メドゥ・パークだ。地下鉄の駅を降りて改札を出ると、右に行くとメッツ球場、 左に行くとテニスの会場といった感じで、隣り合わせに位置する。 側に空港があるくらいだから、とっても広々とした郊外にある会場は、まるで お祭りみたいに盛り上がっている。とにかく人の数が桁違いに多い。 日本で開催される大会の会場とは、規模も雰囲気も設備も段違いに桁違いだ。 会場内では、あちらこちらに馬鹿でかい液晶テレビが設置されていて、試合会場に いなくても試合の模様が見れる。グッズ売り場にも沢山のモニターが設置され、 途中経過のスコアが表示されるので各試合の進行具合が分かる。 大会グッズの売り場は数箇所にあって、沢山の人が群がっている。 ナイキをはじめとして、スポーツ用品メーカーのほぼ全てが協賛しているから、 オフィシャルグッズの店の他にも、ナイキshopとかフィラのshopとかが所狭しと 並んでいる。もう、これ以上はない宣伝と販売のチャンスなんだろう。 肝心のセンターコートは、想像以上に大きく、傾斜のきついすり鉢状をしていた。 N.Y.に住む友達に安いチケットを買ってもらったので、かなり高くて遠い場所で 観戦した。さすがに選手の表情なんかは大画面モニターで見ないと分からない。 SFだったので、男子はサンプラス、女子はダベンポートとセレナ・ウィリアムス とアメリカ勢優勢の試合だった。TVでしか見たことのない選手だから、もっと 間近で観たいとも思ったが、離れていると客観的に観戦することができた。 ダベンポートもセレナも、まるで格闘技かと思うほど、全身を使って闘っていた。 2人とも立派なアスリート、いやファイターだと思った。 しかし、何より驚いたのは、観戦しているアメリカ人のタフさだろうか? 現地に行って知ったのだけど、全米オープンは2週目以降の目ぼしい試合は、 全て夜の19時頃からナイターで行われる。昼間はビックアップルで働いている VIPも観戦できるようにという配慮なのかもしれない。 男女あわせて2試合が終わったのは、夜中の12時半だった。既に季節は秋に突入 していて、長袖のシャツを着た上にフリースを着ても、まだ寒いくらいだった。 N.Y.では地下鉄が24時間動いているから、ホテルに帰るのに困ることはない。 私たちの周りに居るアメリカ人は、そのままの盛り上がりで飲みに行き、朝を 迎え、そして職場に行きそうな雰囲気だった。いやはや、とてもじゃないけど、 そこまでタフじゃないし付き合えないよ〜と感服。 日付が変わるような時間帯に試合を開催するなんて、日本じゃ考えられない。 さすがアメリカ。 | |
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