2003年12月23日(火) |
クリスマスプレゼント |
これ以上ないくらいキレイに晴れた青空のもと おたがいを探り合いながら歩くふたり。
歩きながら肩先が触れるたびに思う。 「手、つながないのかな?」
浅草を歩いて、その後、水上バスで隅田川をぐるっと周遊。 だんだんと夕闇に包まれていく下町の空気。 そこから一転、六本木ヒルズへ。 六本木へ向かう電車のなか、彼に寄りかかって眠ってしまった。
ヒルズでは人ごみにまぎれそうになってしまうわたし。 「ほら」とぶっきらぼうに手をさしのべてくれる彼。
東京タワーを正面に望むオープンエアのレストラン。 食事の途中、ふいにわたしのひざに投げ置かれた小さな紙袋。 そこには小さなベルのついた箱がひとつ。
生まれてはじめて、男の人からもらうクリスマスプレゼント。
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