ケントスのバンドのこと - 2001年02月14日(水) 前働いていたライブハウスのケントスへ行って来た。 僕が働いてた頃からのハコバンが今日で入れ替わるというので 一応顔を見せとかないと、と思って。 誰も望んでないかもだけど。 ひさしぶりにそのバンドをみたけど、うーん、尊敬。 特にボーカルの人はそれを、毎晩そのステージをこなすこと十何年の人で ひさしぶりに見た今日も何も変わらずにエンターテイナーに 徹していて、なんつーのかな、吉本新喜劇的予定調和の世界 っていうのか、音楽をわかってない人に発信しなくちゃ いけない環境の中で音楽をやりつつの、楽しそうな笑顔が できる、という、僕にはとてもマネできないことを最後の最後まで やり通した彼に、そう、リスペクト。 わかりにくい文章だ。。。 でもなんか、音楽って何?って考えちゃったな。 その店はアメリカ50〜60年代のオールディーズを 毎晩同じバンドが演奏する店なんだけど、 ロックという視点から言えば何の刺激もないし 楽天的すぎて、熱くさせてくれるものもないし 過去の遺物になにをすがっているのという感じだし 言葉にするとわかりにくくなるけど とにかく、「かっこええ〜」ってものがないものなんだよね。 ま、人それぞれ感じ方はあるだろうけど、 そういう、ノスタルジーだけが売りのような音でも その店では未だに喜んでいる人々が大勢いて そういう点では人を動かす影響力があるということで 「音を楽しむ」と言葉のうえではそう書く音楽がそういう意味なら それは音楽なんだろう、と思ってしまった自分がいたり でも、それはアートという視点から認めたくなかったり うーん、なんかわかんねえ。 ま、今シンプルな言葉であのステージを語れというなら 中日劇場にコロッケを見に行くような ディナーショウに橋幸夫を見に行くような 「ショー」なんだろうな、って言うかな。 -
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