MOVE愛の日記...なべ☆

 

 

朝でも夜でも真昼でも恋は - 2001年03月10日(土)

ストリップ、見てきましたよ。
名古屋は新出来にある、銀映へ。
お客さんで来てくれた楠魅華(くすのき・みか)さんがお目当て。
初めて行ったストリップ小屋はスモークの独特の匂いと
男どもの発するくすんだようなドンヨリとした臭気につつまれておりました。
でも不思議とギラギラした感じはしなかった。
デパートの屋上でやってたゴレンジャー・ショーとかと変わらない
あっけらかんとした空気があった。
音楽にあわせて手拍子しちゃったりして。
一人のストリッパーのダンスが終わると
1枚500円でポラを撮らせてくれるんだけど
ストリッパーに自分の好きなかっこうをさせて
カメラのファインダーをのぞいている男たちは
なんだか微笑ましいモノがありましたねえ。
「手を腰に当てて、そう、威張ってるような感じで」
とか注文つけちゃって。
で、あれは写真を撮らせてもらえるのと、それと
自分のアイドルとしてのストリッパーの女の子と
お話ができるっていうのがうれしいんだろう。
あれって、あれだね、まさにユングがいうところのアニマを
みているんだろうね、ストリッパーに。

で、ポップな曲に合わせてかわいい感じで登場して
脱いでいくところではバラードにあわせてしっとりとっていう
踊り子さんが多い中で魅華さんのショーはひと味ちがいました。
キラキラした振り袖に身を包んで琴が日本的音階を奏でる
曲で扇子を振りながら登場して、一転、パープル・ヘイズをバックに
軽やかに踊る魅華さんは、まさに妖艶。
で、曲はテレンス・トレント・ダービーから椎名林檎へ。
表情も男性への媚びを感じさせない、威厳のあるキリっとした感じで
なんだか、とてもかっこよかったすよ。
魅華さんのステージだったらまた見てもいいな、と思いました。

で、ステージ下手側のほうに「スペシャル・ルーム」ってのがあって
列ができてたので、なんだなんだと思ってならんでみたら
部屋の中にはパジャマを来たストリッパーの女の子がいて
「はい、ズボンを降ろして横になってくださいね」だって。
うーん、我慢ができなくなったらこちらへ、ってことなのね。


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