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手袋 - 2001年12月29日(土) 自転車で通勤しているボクにこの時期の必需品は手袋。 このあいだ手袋をなくしてしまったので新しいのを買った。 いつも手袋で困るのが手袋をはめると手(とくに指先)を使った 作業に制限がでてくること。 例えば、手袋をはめたまま、ポケットのなかからたばこ代の280円は 探すことができない。 というわけで指先だけが露出するタイプの手袋を買ってみた。 これは指先が外に出ているので、ポケットの中の ノーマル10円玉とギザジュウをポケットの中で判別することも可能だ。 これは便利。 だがしかし、それでも困ったことがある。 いかんせん、指先が露出しているだけに 指先だけが外気に触れて冷たくて冷たくてキリキリ痛むのだ。 あっちで利をとると、こっちで損が出る。 なかなかうまくはいかないもの。 このコ、顔は超コノミだけど共通の話題が少ない。 あのコ、とても気ぃ使いでやさしくてイイコなんだけど、がに股。 そんなこんなで選り好みしてたんじゃカノジョできないし カノジョができるためには妥協も必要? なんて弱ってるときは思っちゃうときもあったりして。 さみしさのあまり。 妥協してカノジョができたところでなんの意味もないのにね。 指先の自由が奪われずに空気の冷たさからも守ってくれる手袋を 見つけてしまいました。 そしてそれは「顔が超コノミ」とか「やさしくて」とか 「がに股じゃない」とか、そういうひとつひとつのエレメントによって 選択されたものでなく その選択の基準は、それらの要素を越えたものだった。 まるでそれが選択されることが前もって決められていたかのよう。 自分が望む手袋とはなんぞや、ということをはっきりと理解したときに それを見つけることが可能になった。 そしてたまたまそれを手に入れることができた。 ということだった。 -
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