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壱カ月昨日明日


2006年02月03日(金) 単純な生活

朝ごはん。トースト1枚、ストーブの上で焼いた塩つきジャガイモ、珈琲、ヨーグルト、バナナ、リンゴ半分。
お弁当。油揚げの中にニラを詰めて焼いたもの、ミートボール、卵焼き、梅干、大根の漬物、ごはん。

昼間はそれほどでもなかったが、夕方よりかなり冷えてくる。会社にこもる仕事が多かったため、本日の歩数は11,235歩。日を追うごとにだんだん減ってくる。

旭屋でのお買物。
『飛ぶ教室』4号(光村図書)。惰性で買っている、という気がしないでもないけれど、今回はトーベ・ヤンソンの特集があるのと、宇野亜喜良の絵が美しかったのでまあいいとする。
『みすず』1・2月号。二日通ってやっと手に入れた。早速フムフムと読む。フムフムはいいけれど、何度読んでも一人足らないのが残念。

フリオ・リャマサーレス『黄色い雨』を読んだ。これは図書館で借りたのだが、図書館なんかで借りて一回読んだだけで満足している場合ではないと思った。すんごく良かった、絶望的で。「記憶」の小説に弱いので。近いうちに買おうと思う。

晩ごはん。カニすき鍋。もらいものの冷凍ズワイカニで。まずくも美味しくもない。普通。普通のカニ。それと節分の豆に、エビスの黒ビール。黒ビールも、もらいもの。人に生かされている、という気がする。

夜、友人と電話。男関連のキツイ話を一時間ほど。友人が、わたしどうしても自分を見失えないねん、見失ってしまいたいんやけどどうしても無理やねん、というようなことをしきりに言っていた。わたしだって見失いたいよ。でもやり方がわからないまま、ここまできてしまった。ちょっともの哀しい気分になる。

今月、中平卓馬の『アデュウ・ア・エックス』が復刊されるとかなんとかという情報が入った。なんと素晴らしい。しかし、値段はいくらだろう。
これに『まずたしからしさの世界を捨てろ』までもが出るようなことになったらどうしよう、と、ありもしないことでひとしきり悩む。


フクダ |MAIL

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