昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
むっくり起床。気分は可もなく不可もなく。変わりなし。 ラジオを聴きながら、朝食を。トースト、珈琲、ヨーグルト、バナナ。これまた、変わりばえしないメニュー。
引き続き、パステルナーク。『ペテルブルグ』という詩を、くりかえし読む。 『さびしい棺の中にも 経帷子の中にも あなたは自分の居場所を見出さなかった』 『波たちの言葉は 盲目の産婆たちの手首のようだ』 『この都市は まさに我を忘れたあなたの戯言ではないか あなたの早口のつぶやきの声ではないのか』
会社でお弁当を食べる。マスタードつきのソーセージ、ねぎ卵焼き、昆布豆、梅干、ごはん。 昆布豆は日曜日の朝、直径18センチの鍋いっぱいに作ったもの。野田琺瑯の大きいサイズに入れて、冷蔵庫で保存中。いつ食べ終わるのだろう。
午後より、少々こみいった話をしに、某社へでかける。うまく事が運ぶよう、Nさんに励まされた。「明るくな、アンタはホンマは明るないけど、全然明るないけど、一見明るく見えるから、最後までボロがでんように、明るく振舞うんやで」などと言って。 話はうまくいった、ように思う。実のところはよくわからない。大抵のことはみんなそうだ。わたしには何もかも、ほんとうのことはわからない。
旭屋にて、『みすず』3月号を。315円。『新潮』を立ち読みし、買うかどうするか迷うが、結局取りやめる。偉い。『未来』と『波』を入手。 無印良品にて、ボーダースパッツを購入。部屋着にするため。
帰宅して、夕食の支度。白菜と豚肉の重ね蒸し、ニラとキノコのスープ、ベビーリーフとトマトのサラダ、ごはん、ビール。
寝る前に、パヴェーゼの短編を読む。
|