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■ 最近のちくちく
どういうわけか、また手芸熱に火がついてしまったようです…それも 洋裁系だけでなくて、和裁方面に。(和裁系が火元だったりする)
ひとつめ。 少し前ですが、通信販売のカタログに枕用汗とりパッドがでていて かわいかったので、キルティングで作ってみました。 ひよこやら、羊やらのデザインで、刺繍し、ふちはニットバイアスで包み、 裏にゴムつけておしまい。非常にいい加減につくったので、あっという間でした。
ふたつめ。 麻の襦袢を分解し、二部式にしていましたが、どうにも裾よけが もたつくので作り直しました。 前は裾よけに用意した麻布が長すぎたことに力布をつける段階で気付き、 時間の都合で、麻をさらしでくるんでしまったため、力布の役を果たさず、 腰回りがもこもこだったので、ちゃんと切って作り直し。 さらに、さらしも単の方が良いので、幅を2/3ほどにして、 単にしました。この麻、楊柳だかなんだか知りませんが、洗うとぼこぼこに なるのが欠点です。アイロンかけなきゃならないのが面倒、なんて、 まともな着物好きの方には怒られそうですが。
みっつめ 上で切り落としたさらしに接着芯をつけ、着物スリップに衿をつけました。 これは、下が化繊の絽になっていて、上は半そで。どうにもあつくて、 浴衣のしたには袖無し綿楊柳のスリップを、着物には衿付きの下着を着て しまうので、その下にスリップをきる必要がなく、出番がなかったものです。 夏の着物下は、筒袖半襦袢+ステテコか麻の二部式。どちらも上下別。 それで、まあ、一枚スリップ型で、衿付きのものがあってもいいかな、と 思っていたのです。 いつ着るのかと言うと、筒袖半襦袢+ステテコでは落ち着かない季節で 二部式では暑苦しい時、6月や9月の普段着などでしょうか。 いちおう絽なので、裾が翻って見えた時、ステテコよりはいいでしょうから。 そのままつけたら衿が抜け過ぎたので、ちょっと工夫してなんとか完成。 意外と簡単にできました。
*しかし、そもそも、夏に何回ゆかたや着物を着るか、を考えると、 そんなに何種類も用意してどうする、という気分になるのでした。
よっつめ。 この夏、筒袖半襦袢(もしくは、半衿つき肌襦袢)を買いました。 袖はレース付き、七分袖くらいで、もちろん本当はこの方がいいのだろうし、 ちらと袖口から見えるレースがよいのだとは思いますが、 どうも、夏には暑かった。 美容衿というのか、半衿だけをつけるものが、上手くおさまらないので、 そのかわりに用意したものです。基本はほぼ透けない浴衣の下に着るので (いや、全く透けないわけじゃないかもしれないが) 涼しさ優先にしたい。 というわけで、来年に備え、手芸用の綿レースを買って、 半そでくらいの長さのレース付き筒袖半襦袢に改造しました。 羽織ってみたら、ずいぶん涼しくなりました。でも、短すぎて 袖口からレースはみえないのでした。
いつつめ。 最後に、胴抜き長襦袢を買いましたので、これに筒袖をつけました。 これからの季節に、ちょっと気楽に着る為に、着物の下に一枚着れば すむものを用意したかったのです。 二部式は持っているけど、あまりうまくきまらないのです。 胴抜きはとてもいい感じですが、袖に腕が当たる感触が あまりよろしくない。そこで、筒袖半襦袢についていて外してしまった 七部袖のレース付き筒袖を内側に縫いとめることにしました。 うん、とてもいい感じ。おまけに袖口からちらりとレースが見えても おかしくないし、たぶん、すーすーしなくなったのでは? 長襦袢はたくさん持っているけど、やっぱり何度か着たら洗いたくなるし、 練習につかうのを一枚決めておきたかった。 それにぴったりのものができました。
さて、このあと、和裁が待っています、が、また後日。
2006年10月10日(火)
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