詩寄。『カンガイ』...lassie

 

 

∧

死角 - 2001年08月01日(水)

あたしがいつも通り笑い掛けると
君の顔は記憶していたそれではなかった

ひとつひとつの言葉から響く聞き慣れたはずのトーンも
何故かあたしを焦らせるには十分な波長をもっていた

今日の君は
いつからか見慣れたはずのものとも
つい最近知った冷酷で厳しいものとも
全く違う目をしていた


理由なんて無いこと分かっているのに
どうして?
なんて聞いてしまうのは
どうにも動かせない事への確信だったのだろう

それを知っているのか
今の君は
とても悲しそうな目をしている


まっすぐ延びた道は
ずっと前の方も
ずっと後ろの方までも
見えるのに
何故か君の姿だけが見えなかった
何度振り返っても
何度目を凝らしても

もしそれが優しさなら

意地悪だね
最後


...

∨




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail