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2003年05月16日(金) |
追悔...相対するものたち |
真夜中...雨はまだ降っている. 水たまりに映る光. 街灯だろうか. やけに,きれいに目に入ってきた.
昼間に寝ていたせいで,夜に寝つけない. 体調がよくなってきたのに,眠れないのは辛いな.
闇と光. 相対するものたち.
この組み合わせは好きだ.
闇の中の川. 街灯の光が川の水面でざわざわと光っている. こんなシ−ンもよく目にするね.
川の流れに月の光が反射しているというか,映っているときもある. これも好きなシ−ンだ.
沼や池にも月が浮かんでいる. なぜに,そんなにきれいなのか... 聞いてみたい...誰に...?
そんなことを考えていたら... ある日の出来事を思いだした.
日本の無人島で...
闇の中...人工的な光源なんてない. あるのは懐中電気だけ. スイッチを切る. 漆黒の闇に迎えられる. 聞こえるのは波の音だけ. いや,獣の声も,イルカの声も. 砂浜にブランケットにくるまって寝転がる. 目に入るのは満天の星空. 星の数がやけに多いし,光度もすごい. まさにきらきら星.
流れ星もすごい...数えきれないほど. あんな星空はこういうところでしか,みることができない.
星に願いを...
そして,月も皓々としていた.
あの時,想っていたことはなんだろう...
バリ島で...
宿泊していたコテ−ジ式のホテル. オフシ−ズンなのか,貸しきり状態. 夜中にプ−ルサイドで一息.
話しかけてきた従業員に頼んでみた. 「ここの明かりを全部消せる?」 「なぜ?」 「星を見たいんだよ.真っ暗になればきれいにみえるでしょ?」 「OK!!」 彼は白い歯を自慢気に見せつけ,明かりを消しにいった.
ビンゴ!!
いいねぇ,煌々とした星.
少しだけ彼と話をして,あとはひとりにしてもらった. 月も皓々と,そして凛としていた.
あの時,考えていたことはなんだろう...
深夜,ベランダでふと思いだしたこと. 街も明かりを消して眠りにはいっている.
眠気が少しだけ...押し寄せる. よし,よし. 眠ろう...
★ 追悔(ついかい) くやむこと.
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