index/past/will
information : 01/01 BMR gallery/photo/小艾/001 up!!



2003年05月16日(金) 追悔...相対するものたち

真夜中...雨はまだ降っている.
水たまりに映る光.
街灯だろうか.
やけに,きれいに目に入ってきた.

昼間に寝ていたせいで,夜に寝つけない.
体調がよくなってきたのに,眠れないのは辛いな.

闇と光.
相対するものたち.

この組み合わせは好きだ.

闇の中の川.
街灯の光が川の水面でざわざわと光っている.
こんなシ−ンもよく目にするね.

川の流れに月の光が反射しているというか,映っているときもある.
これも好きなシ−ンだ.

沼や池にも月が浮かんでいる.
なぜに,そんなにきれいなのか...
聞いてみたい...誰に...?

そんなことを考えていたら...
ある日の出来事を思いだした.

日本の無人島で...

闇の中...人工的な光源なんてない.
あるのは懐中電気だけ.
スイッチを切る.
漆黒の闇に迎えられる.
聞こえるのは波の音だけ.
いや,獣の声も,イルカの声も.
砂浜にブランケットにくるまって寝転がる.
目に入るのは満天の星空.
星の数がやけに多いし,光度もすごい.
まさにきらきら星.

流れ星もすごい...数えきれないほど.
あんな星空はこういうところでしか,みることができない.

星に願いを...

そして,月も皓々としていた.

あの時,想っていたことはなんだろう...


バリ島で...

宿泊していたコテ−ジ式のホテル.
オフシ−ズンなのか,貸しきり状態.
夜中にプ−ルサイドで一息.

話しかけてきた従業員に頼んでみた.
「ここの明かりを全部消せる?」
「なぜ?」
「星を見たいんだよ.真っ暗になればきれいにみえるでしょ?」
「OK!!」
彼は白い歯を自慢気に見せつけ,明かりを消しにいった.

ビンゴ!!

いいねぇ,煌々とした星.

少しだけ彼と話をして,あとはひとりにしてもらった.
月も皓々と,そして凛としていた.

あの時,考えていたことはなんだろう...

深夜,ベランダでふと思いだしたこと.
街も明かりを消して眠りにはいっている.

眠気が少しだけ...押し寄せる.
よし,よし.
眠ろう...

★ 追悔(ついかい) くやむこと.



jabberwock /mail /bbs /Blue Moon Rise /



(C)2004 jabberwock ALL RIGHTS RESERVED