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2003年05月19日(月) 有情...確かなもの

自分の部屋ではできないことがあったので,友人宅へでかけた.
映像作品をビデオテ−プにコピること.
再生はできるのだが,録画がなぜか...できない...
自分の作品(...と称するのはなんかなぁって感じだが.)に出演してくれた人や協力してくれた人にあげるためだ.

4月はDRIVE ME CRAZYの撮影のため忘れていた...まずいっすねぇ.

先日,そのうちのひとりに御無沙汰していますと電話したら...
なんと!!ちょっと怒られたので,慌てた次第.
早くテ−プをもって会いに行かなくてはならない.

その友人宅には猫が沢山いる.
飼い猫,野良猫...生粋の野良猫とは違うかな.
うまくいえないけれど,ハ−フな野良猫といったらいいのだろうか.

基本的に家の中に入れない.
が,餌や毛布など,そして小屋まで庭に建ててあるのだから脱帽する.
友人同様,お母さん達も放っておけない性分なのだろう.
(実はお母さんが主宰なのだが...)
それ以上に,猫が好きなのだろうね.
人柄がいい感じに顏に,表情にでている人たちだ.

その中でもぼくが仲良しなのが,「カフ」という老猫.
カフェオレのようなきれいな色合いのめずらしい毛並み.

そして,今まで寄ってもこない,近づくと逃げてしまっていた「ライダ−」という猫が
ぼくが触ろうとしても逃げない...
!?...どうしたんだと思ったが,やはり逃げない.
頭を,あごをなでさせてくれた.

覚えてくれたのだろうか.
先日,彼が入院していたときに病院でお見舞いしたからだろうか.
とにも,かくにもうれしかったな.

そんな時間の中で,玄関に咲いていた薔薇.
今まで知らなかった種類の薔薇.
きれいな色で,薔薇とは思えない優しい雰囲気を醸し出していた.
とても甘い香りで思わず,花に鼻を近づけ薫りを楽しむ...

余談だけれど,ふと...気づいたこと.
花というのは同じ種でも,薫りが違うということ.
甘い薫りが近所のそれとは違っていたのには,驚いたっす.

そんな2シ−ンが,今日はあった.

ちなみに「ライダ−」は,ぼくが名付け親である.

★ 有情(ゆうじょう) 心のあること,情のあること.



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