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2003年06月30日(月) 眼福...ベッカムみたいといった少年

マンションですれ違った親子がいた.
たまに顔を合わせるので,挨拶をしたら...

以下は怒らないで読んでほしい.

その少年がぼくをみて母親にいったのだ.
「ベッカムみたい,ねぇ...ベッカムみたい.」

思わず抱きしめたくなったね〜.
頬擦したくなったねぇ〜.
少年よ,君はきっといい大人になる.

といいたいところだが.
似てないってば.

ぼくは少年に対してでなく,お母さんの方に対して恥ずかしくなった.
だから,なんだこのガキみたいな感じで無愛想に去っていった.
かなり,あの場にはいたくなかったな.

ほんとうは...
いい子だねぇ,といってあげたかったが
お菓子やジュ−スでも買ってあげたかったが
まぁ,そういうわけにもいかず.

なぜ,少年はあんなことをいったのだろう.
車に乗り込んだら,考えてみた.

そういえば,彼が来日していたときは髪を後で結っていたと思う.
ぼくも今日は髪を後で結っていた.
おまけに無精髭である.

風貌は同じ感じかもしれない.

...似てないにしてもだ...
ぼくは少年になんらかの衝撃を与えたのだろうか.

なので...
今度,金髪にして,かなりスマイリ−な感じで少年と会うようにしてみようか.
いたずら心がうずいてしまう.

そしたら,おかぁさんにも甘い言葉でもささやいてみたり.
なんてね.


今日もアゲハがぼくの前を舞っていった.
舞うときに羽から落ちる粉がキラキラしているのがみえた.
蒸し暑さの中のサラサラのパウダ−のような.

★ 眼福(がんぷく) 珍奇なもの,貴重なもの,美しいものをみることができた幸福.



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