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2003年12月28日(日) |
餅草...熱いうちに打て!! |
実家に久しぶりぃ〜〜に顔を出した. 愛犬ラヴには大歓迎された. その喜びようをみせられないのが残念である.
さて... 今日は毎年恒例となっているもちつき. 先祖代々受け継がれている臼と杵で昔のままの製法でつくのである.
杵はでかく,そして重い. 女子供では不可能といっても過言じゃない代物なので 代々というか,もちろんというか...男の仕事とされている.
もち米も薪で炎をおこして蒸し上げるので ガスや電気でそうしたものとはあがりが違う.
昔はモチつき機でやっちゃえばいいじゃんとか思って いやいや手伝っていたけれど,ここ数年は楽しみのひとつになっているのは 何か不思議でならない. 歳をとったせいなのか... 伝統とか歴史を大事に思うようになったのか... 定かではないが,きっとその両方なのだろう.
蒸しあがったばかりのピカピカのもち米. 魂を込めてねっていく. 少しばかり餅らしく変化したもち米. 再び魂を込めてついていく. なめらかで柔らかい餅の完成. まさに,もち肌とか雪肌の如くだ.
鉄は熱いうちに打てとはよくいったもので 餅も熱いうちに打つものなのだ.
それは原石を磨いていくようにも思えるし 自分の作品を創っていくようにも思えるし ちょっと角度を変えてみると 女性を愛することに似ているのかもしれない.
何だかまとまりがいまいちだけれど,そんなことを考えると 自分という人間はモノヅクリが好きなんだと とことん好きなんだと...思った.
パンパンになった腕の前腕部と上腕三頭筋と二頭筋. 心地いいかんじの疲労感を漂わせる後背筋と大胸筋. 腹直筋はいまだに緊張している. 最後にみんなで飲んだビ−ルは,この上ない一杯だったのはいうまでもない.
さて 白いもちはそのままがいいのだろうか. そこに色を加えてあげたほうがいいのだろうか. ふと...あるものをできあがった餅の中に考えてみた.
答はふたつあります.
★ 餅草(もちぐさ) ヨモギの異称.
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