陽射しが暑いくらいに感じる．
そんな午後．

久しぶりに
いつもいっている蕎麦屋に向かい
車を駆る．

そこまでの3分の1．
これは大袈裟かもしれないが．．．
桜の並木道があるのだけれど
淡いピンクのア－チが続いていた．

満開ではなかったが
花見をする人もチラホラ．

ここが満開の時
走るのは気持ちいい．

散りはじめたころも
また
違う情緒があって
よろしい．

いつもの盛りを食す．
変わり蕎麦に
「さくら」があった．

すかさずもう１枚．

透明感のある更科に
桜の花弁を練りまぜた
逸品．

その色合いは
和の美学そのものだ．

色
香り
味

三拍子そろった店主のレパ－トリ－のひとつ．

眼でも
鼻でも
舌でも

楽しめるそれは
往路のロケ－ションを思いだし
ニンマリしてしまう．

で
明日から始動．

復路の淡い誘いの中に
そこだけ白く舞う姿があった．

どうやら
紋白蝶も
淡い誘いをみつけたらしい．

暖かい陽射しと風が
車内に入り込んできた．

☆　花桜（はなざくら）　桜の花．　←そのまんまじゃん．．．