12月なのに夏日である．
Tシャツがちょうどいいといっても過言ではない．
ぼくと同じように
昆虫がこの季節外れの暖かさに騙されて
飛び回る姿が目に映る．

今日の夕方とか夜になったら
気温はぐっと下がるだろう．

思わず飛び出してきて
夏日を楽しむ昆虫たちは
今夜という時間を朽ち果てずに
おくることができるのだろうか．．．
そんなことを思わず考えてしまう．

陽が沈むと気温は否応なしに下がる．
もしこれが神々のいたずらなら
残酷ではないだろうか．

温度というものをうまくコントロールできるならば
虫たちに教えることができたかもしれない．

温度というものをうまくコントロールできたならば
今日のように
虫たちが飛び交う
暖かくもあり穏やかな日が続いたかもしれない．

☆　悪戯（あくぎ）　わるふざけ，わるいいたずら．