苦しい、苦しい。

そして、悲しくて、堪らない。

誰か、助けて！私じゃない、誰か！
自分じゃどうも出来ないの。
どうもならないの。

私は、弱い。
どうしていいのか、わからない。

発作は、こうやって始まる。
不安発作も、パニック発作も・・・。

薬は、飲んだのに、全然、効いてこない。
頼りに、ならない。

TVの音も、近所の子供の遊び声も耳障り。
でも、何も音がしないのも、かえって、心が狂いそうになる。
どうしたらいいの？

私は、こんな苦しみが、欲しかった訳じゃない。

苦しいくらいなら、自分なんて、いらない。
わからなくなって、構わない。

かすかな才能を探していたけれど・・・そんなもの・・・無かったんだ。
気付くのが、遅いよ、私。

いや・・・気付かないフリしてただけ・・・なんだけど。

だから、マルンスノーのように、降り積もった、この思いは、今、かき回されて・・・ぐるぐると、揺れる。
それが、私の精神を揺らす。

また、元に戻るまで、発作は、終わらない。