今から20年前の1988年。TM NETWORKの宇都宮隆が、終りの見えない「SEVEN DAYS WAR 闘うよ」をリフレインさせている。そして更に終りの見えない「ラララ」がフェードアウトされて終わり。少しサボった感じの締まりのないクローズでも誰も細かいことは言わないし充分受け入れられてたバブル崩壊前の幸せな時代。
この年、青函トンネルと瀬戸大橋が開通して日本列島が繋がった。まだインターネットもDVDも携帯電話もない。国民のほとんどはTVと新聞の言うことを疑いもなく信じていた。予測不可能なことはほぼ発生せず頭脳が手足を十分にコントールできていた。逆に予測不可能なことが起きてもそれを手足に伝えないようにできていたということでもある。そう思うと単にお目出度い時代だったのかもしれない。
その年に桐原は小学4年生であり、特に将来について心配することもなく彼なりにただ毎日を頑張って生きていた。ドラクエ�靴旅粁�やクラスでの自分のポジションや好きな女の子のことや通信簿の◎の数だけを考えて必死に生きていた。
そういうのどかな時代があった。
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