なんとか日記
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2003年07月19日(土) |
山田優はがんばってますね。 |
F1イギリスGP。 前半1時間は721で見ていたけど、途中でツールに切り替えたので 久々に悪名高い地上波放送を見た。
うーん。思ったよりも悪くないかも。 山田優は第一回目より確実にお勉強してる感じがするし、 (山田優のお姉系の服装にだまされてはいけない。まだ19歳なのだ) メモリリークがおきがちな永井大は露出が減っている。 マッチのコメントは相変わらずだけど、コメントではなく存在に意義があるという人選なので問題なし。 ただ、現状ではスポーツ中継をフジテレビ的にやって失敗しているにすぎない。 スポーツはどんなマイナーなものでも面白さがある。 解説・実況陣が頑張れば、画が地味でもそれを放送するだけで一定のファンはつく。 しかし、F1は放映権が高額なので、ある程度のファン層がないと放送が成立しなくなってしまう。 スポーツをブームにさせようとするなら、ナショナリズムを高揚させなくてはならない。 要はサッカーの構造をパクればいい。 それができないのは、現状のF1にはナショナリズムを高揚させる要素が少ないからだ。 確かに、HONDAやTOYOTAは参戦しているものの、優勝にはからんでこない。 チャンピオンスポーツは勝つことに意義がある。 中盤争いはめったに画面には写らない。 今は、ナショナリズムを高揚させる要素が少ないにもかかわらず、 「JAPAN POWER」と連呼しているのでお寒い状況に陥っているのが悲しい現実。 日本代表という魅惑の言葉が使えないのはこの点からすると弱点だ。 今でもF1が好きな人は、以前の大ブームを経てしぶとく生き残っている人が殆どなので 応援しているチームの順位が悪かろうが、何だろうがとにかく応援する。 鈴鹿には15万人が集まる。 しかし、新規に大量のファンを獲得するには、HONDAかTOYOTAが優勝する以外にはないと思う。 優勝するポテンシャルが手に入った時にもっと早い時間帯に進出すれば、あっという間に流動的だけれども「ファン」は増える。 その中には、実際にファンになる人もいるだろう。 やはり、その日が確実に来るまでは、現状を維持して地味な放送をしていた方が特だ。
CSと地上波で目的別にファン層を分けたのは、賛否両論あれど私は当たり前の流れだと思う。 でも、地上波放送に必要なのは、中途半端な芸能人を投入することでも、アナウンサーをモナコに行かせることでもない。 「F1ってぐるぐる回ってるだけじゃないんですよ」ということをわかりやすく解説するに尽きる。 芸能人を使うにしても、元々F1が好きな人に的を絞って出演させる方が説得力に差がでる。 これもサッカー的モデルの一つであるけど。
それにしても、本日のものすぽるとは異常に面白かった。 今日は自分で書いてても突込みどころ満載だなぁ。
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