なんとか日記
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2004年04月24日(土) |
水泳アテネ選考会@辰巳へ |
アテネ選考会も兼ねている日本選手権水泳競技大会@辰巳国際水泳場へ。 24日のハイライトは勿論、北島康介が出場する男子200メートル平泳ぎの決勝。 それ以外にもハギトモの100m決勝や中西のバタフライ決勝、森田の背泳ぎ決勝など見所はたくさん。 準決勝ではありましたが山本貴司や伊藤華英VS寺川綾、個人メドレーの森隆弘、平泳ぎの田中雅美も出場する日。 つまり盛りだくさんの日である。
今回のテーマは世界トップレベルのスイマーの泳ぎを実際に見ること。 普段、イントラの泳ぎなんかは見てるけど、 天上人の泳ぎは見たことがなかったし、TVで見ていてもいまいちその速さが体感できない。 午前中は泳いで気分を盛り上げていざ辰巳へー。
ギリギリで会場に到着。 忘れてたけど選手はどこかのチームに属する選手であり、バリバリの体育会系であるので、応援が凄い。 そうだよねープロじゃなくて学生だもんねー なんて妙に納得したけど こういう応援スタイルは久々の感覚で妙に懐かしい感じがする。 肝心の泳ぎは、バタフライが一番の驚き。 豪快な割には全然進まない迷惑でバカっぽい泳ぎだと思っていたんだけど (少なくとも経験上エンジョイスイマーレベルでは事実だと思う) 彼らは猛烈な勢いで進んでいるではないか。バッタもこう泳げは意味がある!と知って感激した。 そして次は自由形。もうねー凄い。速い。 自分が普段泳いでるスピードがダニの歩みのように感じる。 (しかし日本の自由形は五輪派遣標準記録に届いていないのだ) ピーター・ファンデンホーヘンバンドの泳ぎはこれより3秒近く速いとなると、もうどうなってるんでしょう。 100メートル47.84sec、信じられないが事実。 最後は男子200m平泳ぎ決勝。 普段から平泳ぎの泳法についてこれでいいのか?という疑問があったんだけど プールサイド席を移動して正面から見たのでこの疑問が氷解した。 150までは世界記録を上回るペースで、観客は大盛り上がり。 世界記録更新はなりませんでしたが、十分面白いレースでした。 北島康介のコメントで「辰巳が満員になっているのを初めて見て驚いている」 とあったように、今日はチケットソールドアウトで満席。 世界チャンピオンが出て、水泳という競技自体が盛り上がっているということを肌で感じた。 会場にはクラブに通っているらしき子供もかなりいて、今後の水泳界にも希望が持てそうだ。
ということで、このレースで「全ての泳法が猛烈に速い」ということが体験できて非常に良かった。 「まずは明日arenaに行こう」とよくわからない決心をし、辰巳を後にしたのであった。
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