なんとか日記
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朝ロケ地に到着。スタッフはモデル入れて総勢80名程。すでに1時間押しで撮影開始。 のはずが、太陽と照明の戦い(この後撮影終了までとにかくずっと照明に時間がかかった)を終えて、 スタンドインを終えてモデルを入れた時点で機材不調により撮影中断。 数十台のカメラのシャッターを同時に切って、編集で動画としてつなげる撮影法なのですが (matrixのneoが弾丸を避けているシーンがタイムスライス撮影) カメラの不調で全部のシャッターが同時に切れず、切れてるのと切れないのが混在してしまっていることが判明する。 この時点ではタイムスライス機材が悪いのか、カメラが悪いのかはっきりした原因はわからず。 カメラの位置を変えて撮ると、どうやら不調なカメラが混ざってるらしいことがわかる。 カメラ一台死亡。のちに追加でもう一台死亡。→急遽カメラ手配スタート。 しかし、デジタル一眼ではなくフィルムで撮影しているので、ポラは見れても実際にどのように撮れているのか確認しようが無い。 急遽現像所に連絡を取り、超特急で現像に出す。 数時間後、現像されたネガを確認すると、1割くらいのカメラがランダムに撮れてないことが発覚する。 ちなみに、カメラは等間隔で角度も全部決まって配置されるので 一台無くてもいいやとかそういうわけにもいかないのです。 撮影続行できるのかというところまで来るのですが、(再撮はあらゆる面で現実的に厳しい) 結局カメラ手配ができ、カメラ全部の200本近い電池を交換するという苦肉の策で乗り切ることにする。 万が一撮れて無くても、もう編集でどうにかするしかないと。媒体も代理店も来てるし。 ということで、8時間押しで最初のシーンが撮影完了。朝のシーンが夕方の太陽になってしまった。 すでに早朝から現場にいる人は13時間が経過。 ちなみにCMは全体で30秒、CGのみのシーンもあるので実際に使うのはシーンごとに数秒くらいです。 ここからスピードアップであと2シーン。 当初の撮影完了予定は23時予定でしたが、結局撮影完了は次の日の朝の7時。 そこから撤収完了でロケ地を後にしたのが10時前。 司令塔役が不在だったこともあり、無駄だらけの撮影だったと思いましたが (というより、撮影という現場そのものが効率性なんてさらさら考えてないように思える) 終わりよければ全て良し、最悪中の最悪の自体は免れたようです。 後は現像で出来上がってきたもの次第。編集・CGは大変だけど。
さらにここから清算→機材返却→現像出し...etcがある人はあり大変な一日でした。 眠気は無いけど、照明機材によるあまりの乾燥と空気の悪さで喉がやられた。撮影には加湿器が絶対必要だ。 明日はウーライに行くぞー。
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