2004年05月23日(日) 第11節 VS市原 * チームって何だ

市原 1−1 C大阪

臨海、寒かった…カイロを持っていかなかったことを後悔した。
5月末に、13℃だって。
試合は、悪くなかったと思う。
ジェフの調子が悪いこともあったけど、セレッソは、今出来ることを精一杯やったと思う。
全員で守って守って、その中でチャンスがあれば点を取る。
高い目標をもつことは、必要なことだけれども、
現状を見れば、低いところからから少しずつ積み上げていくしかない。
今日は、各選手が、自分の役割をしっかり果たそうとしているのがわかった。
今日はおかしな起用による自滅もなく、試合中に選手が混乱しないですんだ。
ラデのポジションが真ん中になってて、「おっ!」と思ったら、
選手が自分たちで決めたんですね。下は大阪日刊スポーツの記事より抜粋したもの。

>立て直しにはまだ遠いが、C大阪が変化を見せ始めた。
>今週に入ってアルベルト監督と選手が初ミーティング。
>選手側の要望で休日が試合2日前から試合翌日に変更。
>練習法も黙って見るスタイルから細かい指導に変えていく方針だ。
>この日はDF陣が話し合って最終ラインの並びを考えた。
>リーグ戦4連敗中の市原にアウエーで勝ち点1に「前向きにとらえたい」と同監督。
>後は開き直ってはい上がるしかない。

お互いに言いたいことを伝えられたのは大進歩じゃないだろうか。
もっと早くミーティングは出来なかったのか、とか
選手が自分でポジションを決めるというのも、
裏から見ればそれだけ監督が迷走しているということだし、
いろいろ見方は出来るでしょうが、
監督は絶対的な権限をもっていて(その分責任も負っている)、
ヌノさんが日記で散々書いているように「選手は監督を信じてやっていく」
というのが基本的に大原則なわけですよ。
だから、両者の間によほどの信頼関係があるか、もしくはよほど不信を抱いた場合でないと
なかなか意見というのはし辛いのだろう。
今回は、多分、後者だったのだ(…)と思うけれども、
とりあえず、監督が選手の意見を聞き入れてくれる人でよかったな、と思います。

得点シーンは、すごい良かった。アキと久藤さんのパス交換から
モリシゴールまでの一連の流れは、よかった、うん。
失点のシーンは、悠介が体を寄せていたんだけど、振り切られちゃったんですね。
悠介、頑張ってたと思うんですけどね。
特にディフェンスでは、何度もいいプレイを見せてた。
その分、今年は攻撃でちょっと物足りない感じがするけど。
あと現地で目についたのは、トミーがイイ。
伊藤さんは、相変わらず神。ただフィードが偶に傷だけど。
アキは、ディフェンスの意識がすごく高くて、守備を頑張ってた。
ただ、どこか体の調子がよくないのかもしれないと思った。
なんだか、足元の踏ん張りが利かない。
あとは、クリアボールが敵に渡りすぎるのが気になったかな。
せっかく苦労してクリアしても、休む間もなく危機の連続が多い。
簡単なところでのパスミスとかも、減ればもっと楽になると思う。
あとは、せっかくコーナーをゲットしても、ちっとも点が入る気がしないのがちょっとね。


*トキメイタコトそのいち。
伊藤さんの、ゴールポストへの挨拶。
試合前に、おでことゴールポストの間にボールを挟んで願掛け。
イメージはおでことおでこをごっつんこ。
左右両方にやってた。

*トキメイタコトそのに。
帰りに、バスへ乗り込む前に、出待ちをしていたサポに向かって
アキがピースをしてくれました。おぉ、上機嫌だ。
試合後に機嫌がいい選手を見たのなんて何ヶ月ぶりだろう…14ヶ月ぶり?
次は勝ってダブルピースを見たい。

*ハゲシクムネガイタンダコト。
ハーフタイムに、控えの選手が練習しに出てきたとき、
「ロブレクー」「出てけー」の声が何度も響きました。
スタジアムであんなおもいをしたのは初めてでした。心臓が凍った。
私は無条件に選手へブーイングをするのはよくないとか、
監督にブーイングをしちゃだめだとか、そういうことは言わない。
酷い内容の試合をした後だとか、失敗をして試合後にブーイングを受けるのならわかる。
でも、まだ今日これから試合に出るかもしれない味方の選手に向かって…。
ロブレクは日本語がわからないから、応援だと思ってたと思います。
叫んでいた人も、多分意識してわからないようにしてました。
でも、一緒に練習していた選手は、恐らくわかったでしょう。
臨海(特にアウェイ側)は人が少なくて、よく聞こえますから。


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やまいぬ