ぼんのう
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2001年11月26日(月) |
児童虐待を防ぐ究極の方法 |
今日もまた、児童虐待・殺人に関しての悲しいニュースが流れた。 きりがない。 あまりにもきりがない。 遺伝子を継ぐために結婚する…そんな言葉を何回か聞いたことがある。 でも現実を見極めれば、それは自分のわがままさを正当化させるための言い訳にすぎないのがわかる。 児童虐待を繰り返す親は、子供の頃に虐待された記憶がある場合に発生する確率が高くなると言われている。 はたしてそうか? 単に子供が出来て、親となった瞬間、自分のわがままさが許されなくなってきたことへの怒りが虐待に結びつくのではないだろうか? さしづめ弟か妹が生まれた時に起こる、強烈な嫉妬に似たものがあるのかもしれない。 肉親愛というのは幻想にすぎない。義務を果すことに美徳とした時代において、現像は現実味を帯びていたかもしれない。しかし現在、生きる上での義務を放棄することに美徳を感じる状況では、児童虐待はこれからも増えていくかもしれないし、児童虐待を通しての殺人事件は消えることがない。 いっそ思うのだが、結婚を予定している夫婦に対して、心理テストや各種オリエンテーションを行い、児童虐待を明らかに起こす可能性がある夫婦に対しては、強制執行・断種手続きを行うというのは?
強烈すぎるか?この考え。
でも、親の愛情を求めながらも拒絶され惨殺されていった子供たちのことを考えると、これぐらいの怒りを示すことに、我輩は一切のためらいを感じない。
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