ぼんのう
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イヴを祝うのはおかしいよ?本当は今日がクリスマス。
朝、NHKのBS放送を観ていたら、スペインのニュースで大変面白いことが紹介されていた。スペインの子供達がサンタクロースに関しての疑問に対して、歴史学者(だったと思う)が懇切丁寧に答えてくれるというのだけど…
子供「サンタクロースは何処に住んでいるの?」 学者「昔は小アジアに住んでいたけど、その後ヨーロッパに移り、暫くスカンジナヴィア半島で暮らしていたが、数十年前から北極に住んでいます。」 子供「サンタクロースは何で赤い服を着ているの?」 学者「元々小アジアに居た時、カトリック教会の司祭様・聖ニコラウス様で、ミサの時に赤いマントを着ていたのだけど、寒い所に移り住んでからマントを防寒着に替えた際、そのままの色にしたと思われます。」 子供「何であんなに白く長い髭をしているの?」 学者「4世紀頃、司祭様は皆長い髭をたくわえるのが慣例であって、サンタクロースも同じようにしていたのだが、歳をとったので白いのではないでしょうか?」
ナイス!
我輩はこの学者(?)、尊敬します。
以前、カトリック教会はアメリカで生まれたサンタクロース(商業化された)を苦々しく思っていたのだが、こういう柔軟な融合の説明と方法に対して、我輩は拍手を送りたい。
サンタクロースがいるかいないかという論議はやめよう。 それよりもサンタクロースが否定されてしまうということで、仄かな夢を子供達にあげようとしない"大人"の論理こそ、バカらしいと我輩は思う。
信じられる? 32歳で今もサンタクロースの存在を信じている男がここにいることを。
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